闘え!介護職

介護施設での実体験、学んできた知識等を書いていきます。主に施設の介護職員向きです。現場での悩みや葛藤に対し色々な考え方や方法を提案するという形で闘っていきます。

認知症を持つ利用者の暴力暴言等についての考察

認知症を持つ人の対応は、ほんとうに難しいものです。 中には突然暴力や暴言が出る人、 排泄物を口にする人、 食事を食べようとしない人など、 様々なケースがあります。 それが職員、在宅では主に家族の悩み、ストレスになることも多く、 それが自分の中で…

無意識に行なっている「意見の押し付け」

外部研修や最近ではSNSなどで、介護現場の様々な事例や悩みなどを話したり、投稿したりする場面を多くみかけます。 それに対する注意点をまとめました。 様々な事例、困りごとなどに対し、 自分や自分の事業所の経験、体験を 「参考程度に」 伝えるのは良い…

施設入所における「生活の制限」について

介護施設に入所するということは、 それまで送ってきた生活からガラリと違う生活になります。 その場合、多くは 今まで自由にしていたことができなくなる 自分のペースで過ごしにくくなる 施設の日課に合わせざるをえなくなる など、いわゆる 「管理された生…

注意喚起だけでは改善はしない

よく申し送りなどで、 「食事(水分)量が少ないから注意して下さい」 「掃除や物品の補充忘れがあるので注意して下さい」 「記録が薄いので改善してください」 等の話題がでるかと思います。 こういった話を聞くたびに思うのですが、 これだけで注意喚起がで…

介護とケアマネの兼任時の注意点

施設ケアマネの中には、 介護職と兼任している場合もあります。 今日はそういった場合の注意点についてです。 専任の場合は、 その利用者を完全に客観的にみることができる反面、 利用者の細かい状態や状況は介護や看護に比べ把握しづらいです。 これを記録…

失敗は素直に認めよう

先日、珍しく感情的になり、よく確認もせず文章を書いたら失言につながっていたということがありました。 個人攻撃をしたわけではないし、 全体から見れば取るに足りないことかもしれませんが、失敗は失敗です。 勿論謝罪しました。 自分への戒めも込め、 ミ…

否定する前に筋を通せ

仕事をしていると、 色々な取り組みをすると思います。 その中には、 自分の思うやり方と違っていたり、 納得のいかない内容のものも出てくると思います。 そういったものに対し、 「これは利用者には適さない」 「このやり方はおかしい」 などと言い、 適当…

ケアプランはシンプルに

介護関係者なら、 ケアプラン を知らない人はいないと思います。 ケアプランがないと、 利用者が今どういう状態・状況で、 何に困っており、 どういう生活を送りたいのか、 そのためにどのような支援をしていけばいいのか等がわかりませんよね。 本来であれ…

想いは溜めずに発信しよう

SNSやブログなどをしている方が多くいます。 それは、 日記のようなものだったり、 体験したことの共有だったり、 情報収集だったり、 コミュケーションだったり。 様々な目的で使っていると思います。 (中には悪口雑言も見受けられますが…) 今日はそんな各…

都合よく「利用者の気持ち」を使い分けるな

介護現場で、 「利用者の気持ちに寄り添った対応を」 「利用者の心境を考えて」 といった言葉を耳にすることがあると思います。 それは対人援助職として当たり前のことだし、 相手の気持ちを考えて行動する必要があると思います。 ところが、この 利用者の気…