闘え!介護職

介護施設での実体験、学んできた知識等を書いていきます。主に施設の介護職員向きです。現状に対し色々な方法を提案するという形で闘っていきます。

利用者には丁寧語で①

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私は特養経験が長いのですが、職員の利用者への言葉使いが雑な人を多く見かけます。

誰もそれに疑問を感じている様子はなく、何でだろうと思いました。

 

なので、言葉使いについて書いてみようと思います。

 

 

 

利用者への言葉使いは

「丁寧語」

が大原則だと思っています。

 

それはいくつか理由があって、

・他人だから

・お客さんだから

というのがあります。まあ、そのままの意味ですね。他の業種でタメ口が飛び交う現場は聞いたことがありませんし、街中で他人に話すときも、いきなりタメ口ということはないはずです。

 

あと、もう少し理由があるのですが、それは次回で。

 

しかしこういう話をすると大体言われるのが、

「タメ口の方が通じる」

「くだけた言葉の方が親しみがあって良い」

堅苦しい

「忙しいからつい…」

 

などです。

 

私はこれには賛成できません。

 

まず、

「タメ口の方が通じる」についてです。

そういう人は大抵、大きな声や、何度も同じ話をします。試しに丁寧語で大きな声でゆっくり話してみてください。耳が聞こえて言葉が理解できていれば何かしらの反応があるはずです。

もし本当にタメ口の方が通じて、なおかつ良い反応があるなら、個別対応としてケアプランに組み込んで同意を得てください。

上司や家族の前では急に丁寧語になっていませんか?

もしそうなら、本当は「良くない対応」と自覚しているということです。

 

次に「くだけた言葉の方が親しみがあって良い」についてです。

「親しみ」とは誰基準でしょうか?相手からそういう希望があれば話は別ですが、そういう方の方が少ないのではないでしょうか?

また、サービス提供者と利用者の関係です。家族でも親類でも友人でもない他人です。

一定の線引きは必要です。

 

そして堅苦しいについてです。

何も難しい言葉を使いましょうということではありません。それこそ、自分の先輩、先生、上司に使うような言葉で良いです。そこからその人にとって聞こえのいい話し方に微調整していけば良いのです。

 

最後に「忙しいからつい…」です。

「〜しますよ」も、「〜するよ!」も、言い終わる時間はそんなに変わりません。

また、ちょっと気難しい方や苦情を言うような方が相手だと、どんなに忙しくても丁寧語になっていることがほとんどです。

ということは、「この人なら大丈夫だろう」という心理が無意識のうちに働いてるのではないでしょうか。

実際、くだけた…というか、乱れた言葉使いの相手は、認知症状があったり、寝たきりの方だったり、反応が鈍い方がほとんどではないでしょうか?

 

次回につづきます。