令和最初のブログです。
令和もよろしくお願いします。
今回は、施設の広報についてです。
広報とは、
- 家族に送付する「●●だより」等と称した紙もの
- 外部向けのパンフレット
- 各種SNS、ホームページ
などが多いのではないでしょうか。
施設によっては、介護職員が担当(残業して…)作っていたり、資金力があるところでは、外注しているところもあるかと思います。
その広報ですが、内容はだいたい、
- 施設の外観、設備
- 行事の一コマ
などがほとんどを占めているものをよく見かけます。
設備面などの情報はともかく、毎回毎回行事の様子ばかりだと、
ふだん利用者はどのように過ごしており、
職員はどんな人がいて、
施設の雰囲気はどうなのか
等
が、全然イメージできません。
行事はどこの施設も大体行っているでしょう。
それでは他の施設の広報と大差なく、読まれなかったり、施設のイメージがわかりにくく見学や利用申し込みにもつながりにくいです。
特に宣伝を目的とした広報であれば尚更です。
また、家族に送ることを目的とした場合でも同じです。
行事は月に数えるほどしかないことが多く、時間も限られています。
内容も限定的なものがほとんどです。
仮に毎月広報を送っているとして、月の広報がそのことだけだったら、
「ウチの人は普段は何してるんだろう、どんな風に過ごしてるんだろう…」
と、思うのではないでしょうか。
それでは見ても面白くないし、もしかしたら
「普段何しているのか、どんな扱いをしているのかわからない」
と、あらぬ疑いをかけられたりする可能性もあります。
一生懸命作って(作らされて)いるのに、
これでは報われませんね。
なので、せっかく作るなら楽しんで作りましょう。
例えば、
職員紹介を兼ねたリレーコラム(内容は自由で)
会議の様子
普段の介助の様子
休憩中の一コマ
プライベートの一コマ
利用者の過ごしている様子
フロアの様子
利用者インタビュー
食事の様子(食事形態問わず)
生活のエピソード
看取りのエピソード
などはどうでしょう。
勿論、利用者、職員共に許可、理解を得た人に限ります。
読み物として面白いのではと思います。
それに、飾らない普段の様子が書かれていれば、信頼感があるので施設紹介としても役に立つのではないでしょうか。
現代は様々なツールがあり、情報も取りやすい時代です。
どうせなら作る側も見て楽しめるようなものが作れるといいですね。