闘え!介護職

介護施設での実体験、学んできた知識等を書いていきます。主に施設の介護職員向きです。現状に対し色々な方法を提案するという形で闘っていきます。

一人で仕事を抱えすぎないで

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ふだん介護現場で仕事をしていると、突発的に増える業務があると思います。

  • 行事などの企画〜当日の段取り〜振り返り
  • 事故などの検証のデータ取り
  • 対応検討のための検証 
  • 会議の企画〜当日の段取り
  • 各種委員会

などです。

 

 

これらは、それぞれの業務内容ごとに役割が出てきますが、これを、一人で全て行う人がいます。

 

やっている側からすれば、

「効率がいい」「自分が全部やった方が早い」

等の思いがあるのかもしれません。

(私はそういう経験がありました)

 

また、他の職員からすれば、

「全部やってくれて助かる」「面倒なのを引き受けてくれる」

などの思いがあるでしょう。

 

一見、良いように思えますが、これはやめたほうがいいです。

 

まず、全ての業務がその人に集中するということは、その人がいないとその業務の現在がわからず、その人の休みの日や突発的な休みの時、何もできなくなります。

 

いくら引き継ぎをしても細かい部分や現場の空気感までは伝えきれません。代行するに100%のパフォーマンスは発揮できないでしょう。

 

会議だったら進行できず、行事だったら行えず、事例発表だったら誰も説明できず…と、その業務全てが麻痺することになります。

 

かつて私も、自分でやった方が早くて確実だと、とある委員会の段取りを一人で全て行ったあげく、当日休んでしまい上記のような事態を招いたことがあり、そこからの立て直しはかなり大変でした。

 

 

もうひとつは、他の職員との意識に差が出ることです。

 

ひとりが全て行うということは、他の職員はほぼ何もしなくて良い状態となります。

結果、同じ組織に所属しているにもかかわらず、当事者意識が無くなります。

 

そしてそれは徐々に「無関心」となり、連携もうまくいかなくなります。

こうなると、

「よくわかりません」「●●さんが知ってると思います」

というような発言が増えてきます。

 

こうなると、

  • 行事はグダグダ(介護事故もあったりします)
  • 決められた期間のデータもとれずいつまでたってもケア内容の検証ができない
  • 形だけの会議

等、業務遂行に大きく支障をきたします。

 

 

あともうひとつ。

 

ひとりが全部をやろうとすると、

その人はどこかのタイミングで必ず

 

「なんで私ばかりがこんなに仕事してるんだろう」

 

と、思う瞬間が来ます。

 

作業し始めはテンションの高さでそんなことは考えませんが、後々そうなった場合、

 

「自分だけがやらされている」

 

と思ってしまうばかりか、

今更人に仕事を振ることもできず(振り分ける内容を考えるのが大変になっている)

 

その人のモチベーションも大きく下がります。

 

 

以上のことから、

ひとりが全ての業務を担当するのはあまり好ましくないと考えます。

 

早い段階で役割分担を考え、皆で協力して仕事をしたほうが良いです。

 

単純に仕事だけができるのが良いというわけでもなく、

 

そういったマネジメント力も必要なのです。