今日は愚痴やネガティブ発言についてというネガティブな内容について意見したいと思います(笑)
実際に経験してきた現場でもネット上でも、
「介護の人は」愚痴が多い
とか、
「介護の人は」イメージが悪くなるから愚痴を言う(書き込む)ことは良くない
という意見を見聞きしてきました。
まず思ったことは、
「何で介護業界だけそう思うの?」
でした。
イメージというのは誰が作り出した?
どんなイメージを持たれているの?
他の職種は愚痴やネガティブ発言はしてないの?
と、疑問がどんどん増えていきます。
誰かが勝手に作り出したイメージを誰かが勝手に崩してるだけな気がしてなりません。
どんな職種だって、愚痴や文句のひとつはあるでしょう。
SNSに書くこともあるかもしれません。
(個人が特定されたり差別的表現などがない範囲で)
それはいけないことでしょうか?
別に個人名も会社名も出しているわけではありません。
悔しさや理不尽さ、不満やストレスなどは口に出したりSNSに書いたりして
「吐き出す」ことで、
少しでも気持ちがラクになることもあります。
特に匿名のSNSなどでは、お互い身元がわからない分本音を語り合えることもでき、
それによって助けられた人も周りにいます。
私もそうです。
また、様々な意見が飛び交うSNSについてですが、
SNSやブログは多くあり、更にそのユーザーもそれぞれ多いですよね。
我々が見てるのはそんなユーザーのごく一部にすぎません。
「介護業界は愚痴が多い」
そりゃそうでしょう。
介護関係アカウント全体からみてごく一部しか見てなければそう見えますよ。
同じ数だけ他の業種のアカウントも見てみてくださいよ。
あと、
ユーザーが愚痴っていたとしても、それが介護業界全体の意見ではもちろんありません。
業界のマイナスイメージがどうだというには数が少なすぎます。
更に、SNSなどを使っていない人も多くいますよね。
それらの人はどうなのでしょうか?
介護関係者は数多くいて、その中の一部にすぎない話なのに、マイナスイメージがどうだとかいう意見が飛び交い、
時には責められ、
そしてその意見に影響されてしまう人もいます。
(そもそもそういった責めてくるような意見も
「その中の一部」
にすぎないので、気にしなくてもいいと思いますよ。)
また、
ネガティブな意見を言ったり書いたりと同じように、
前向きな意見を言ったり書いている人もいますし、積極的に勉強している人もいます。
中には他の専門職顔負けの知識をもっているような人もいて、見たり聞いたりすると勉強になります。
ただ、それらも介護関係者全体からみれば一部ではありますが。
前向きな書き込みも愚痴の書き込みも業界全体の人数からみれば対して変わらない数でしょう。
どちらの意見にしろ、介護業界全体からみれば
「一部の意見」
に過ぎないと思います。
いちいち揚げ足をとるようなことは遠慮願いたいものです。
仕事の種類に限らず愚痴や不満はあります。
(愚痴や不満が全くない職種ってありますか?知ってる方教えてください)
我慢して言いたいことを言えない方が体に悪いです。
溜め込まないでください。
愚痴や不満を吐き出すのは悪いことではないと思います。
傷の舐め合い?
いいじゃないですか。それで楽になれるのなら。
嫌なら辞めろ?
人それぞれ理由や事情があるでしょう。不満があったから辞めろはあまりにも乱暴じゃないですか?
まったく不満がない仕事ってあるんでしょうか?
よく周りから言われたり、ポスターなどで注意喚起されているでしょう。
「あなたは一人じゃない」
「辛い時は相談して」
「一人で溜め込まないで」
「言いたいことは吐き出して」
と。
何でそれを責められるのでしょう。
不特定多数の人が見聞きするような場であれば、
意見を人に押し付けたり個人が特定されたりしなければいいのではないでしょうか?
愚痴や不満の吐き出しあいに突然絡んでくる人も時々みかけますが、
そもそも無関係な人です。
ハッキリ言えば
「余計なお世話」です。
見てて不愉快なら見ないでください。
職場も同様です。
愚痴や不満を告げ口して、自分を良く見せようとする人がいます。
その人にとっては何の関係もありません。
聞きたくないならわざわざ聞き耳を立てないでください。
特に告げ口は言葉の一部分だけを切り取られるので余計に面倒なことになります。
迷惑以外の何ものでもありません。
介護業界に「言論の自由」はないのでしょうか?