闘え!介護職

介護施設での実体験、学んできた知識等を書いていきます。主に施設の介護職員向きです。現場での悩みや葛藤に対し色々な考え方や方法を提案するという形で闘っていきます。

「合わない人」だと壁を作らず、良い案はどんどん頂こう

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皆さんの職場やSNSなどで、

 

「この人嫌い!」

「この人とは話が合わない・わかりあえない!」

 

という人はいませんか?

 

私はいます(笑)

 

色々な考え方があって当然なので、

合う合わないは当然あると思います。

 

もし皆が同じ意見や思想だったら怖いですよね。

 

それに仲良しだけでは仕事が雑になったりする可能性もあります。

 

 

ただ中には、

 

嫌いだったり意見が合わない人でも、

今自分が直面している事などに対して、

的確だったり

ためになったりするようなら意見を持っていることがあります。

 

例えば職場で、

ものすごく嫌いな人がいるとしましょう。

 

でも自分は、とある認知症の人の声かけがうまくいかない、もしくは立位介助がうまくいかないという状況があったとします。

 

その、「嫌いな人」の声かけや介助方法をたまたま目にした時、とてもスムーズに行っていた

 

なんてことがあったらどうでしょう?

 

 

もしくは、会議で議題がなかなか進まなかった場合、その人が口にした意見がとても理にかなった案だった場合はどうでしょう?

 

この二つは実際に私が経験したケースです。

この時私が最初に思ったことは、

 

「この人嫌いだからこのやり方は絶対やらない」

 

でした。

 

でも、ある日ふと考えたのです。

 

「使えるものはパクろう」

 

と。

 

結果として利用者にプラスになればいいのです。

 

それに、そういう技術を盗んだところで、

 

相手にも自分にも何の影響もない

 

のです。

 

そこからは、好き嫌い、合う合わないで人を見ず、その人の知識や技術をよく見るようになりました。

 

その結果、後に仲良くなった人もいます。

 

 

 

相手の嫌い具合にもよるが、意見されたりするとつい反発することがあります。

また、嫌いな人の言うことは、嫌いという想いもあって全てに反対したくなるかもしれません。

 

しかし、

 

上記の事例のように、

 

避けているものの中に解決案が隠されていることがあります。

 

そこは素直に認めていいと思います。

 

変に反発して利用者に不利益があるほうがトータルで考えてマイナスです。

 

「この人嫌いだけどこの案頂き!」

と、余裕を見せてパクってしまいましょう(笑)

 

 

ただし中にはどうしてもわかりあえない人がいる場合もあるでしょう。

 

その場合は、

 

職場なら最低限度の関わり

(利用者に不利益にならないように。ここは我慢しましょう)

のみとしたり、

 

SNSなら、

ブロックすればいいです。

 

 

人間関係は言葉で簡単に表せないほど複雑です。

 

ですが、

あの人とは合わないと全てをシャットアウトするともったいないかもしれませんよ。