介護職(介護に限りませんが)で、様々な理由から転職を考える人は少なくありません。
介護職向けの転職仲介業者や、転職に関するブログなども数多くあります。
ここでその良し悪しには触れませんが、
私も転職を何度かした身。
自身の体験談から、ワンポイントアドバイスをしてみようと思います。
転職を考える前に
転職を考えるにあたって、
どういう職種につきたいか、
そこでどんなことをしたいか、
自分は何ができるか(自分の強み)、
給料面はどうか、
通勤時間はどうかなど、
様々なことを整理したり調べたり必要があります。
ここをしないで闇雲に転職をすると、
「前の環境より悪かった」
なんていう事態を引き起こしかねません。
いわゆる「転職ガチャ」でハズレを引いた感じですね。
そうならないために、事前にある程度のことは調べるなどしてまとめておく必要があります。
で、ここをまとめたうえで、転職のために次のステップへ移ります。
働きたい職場を見つけているか？
働きたい職場をある程度目星をつけているなら、
その職場についての情報を集めます。
それもできるだけリアルな情報をです。
手っ取り早いのは…
働きたい職場に勤めている知り合いに聞く
その職場に勤めている友達や知り合いに聞くのが手っ取り早いし確実です。
ホームページやSNSなどに載らないようなリアルな話を聞けます。
もしくは共通の知り合いがいれば、その人に聞いてもらってもいいでしょう。
ちなみに私は「聞かれる側」として、色々と教えたことがあります。
勿論、社内規定に違反しない程度に。
働きたい職場に勤めている知り合いがいない場合
その職場に知り合いも共通の知り合いもいない場合は、
転職仲介業者を使って情報を集めたり、
自分でその職場に連絡して見学させてもらってもいいでしょう。
この場合、転職仲介業者はかなり強みになります。
どんどん相談して大いに活用しましょう。
働きたい職場が見つかっていない場合
今の職場にいることが苦痛だったりして、一刻も早く辞めたいという場合もあるかもしれません。
この場合もまずは冒頭に書いた、
どういう職種につきたいか、
そこでどんなことをしたいか、
自分は何ができるか(自分の強み)、
給料面はどうか、
通勤時間はどうかなどを調べたりまとめたりし、
それに合いそうな職場を探していくことになるでしょう。
運良く自分に合いそうな職場が見つかれば、
あとはその職場についての情報を集めていくのみです。
先ほども書きましたが知り合いなどがいればその人に聞くのが確実だし、
いない場合は転職仲介業者などに相談して、自分に合う職場をある程度目星をつけてもらっても良いでしょう。
⬇️こういう所です
こんなご時世なので最近はないですが、
福祉関係のイベントなどでブースを出している事業所があったりするので、
知識、スキルアップの傍らにそのブースで話を聞くのも良いです。
最近だとオンラインとかかな？
就職申し込みをする前に
働きたいと思う職場が見つかったら、あとは面接などの準備です。
面接の練習…というよりは、
今まで自分が仕事でやってきたこと、
これからやりたいこと、
自分の強み、
これらのことをハッキリと答えられれば十分かと思います。
「面接練習」「面接対策」などで得た付け焼き刃の態度はすぐ見透かされます。
多少不器用でも、自分の想いを伝えられれば良いと思います。
あと稀に、ちょっと答えづらいような質問をされたりすることもありますが、
これも変に誤魔化さずに正直に答えた方が良いと思います。
私は変に誤魔化したりせず、全て正直に答えています。
今のところ不合格は「ゼロ」です。
なので、
自分の想いをある程度頭にまとめておきましょう。
退職を考える前に
時々ネットなどで、
「嫌ならすぐ辞めればいい」
みたいな主張をみかけますが、
これはどうかと思います。
勿論、人間関係や給料面、家庭の事情などであればその限りではないですが、
こういった主張を鵜呑みにすると、
「職場でちょっと注意されたから辞めた」
みたいな人が出てきます。
ハッキリ言います。
迷惑です。
その程度と思われることも不快だし、
仕事である以上何かしら注意を受ける場面はあります。
そんなことで辞めてたらキリがないし、
そもそも社会人としておかしいのではと思います。
感情的になる気持ちはわかりますが、
それが果たして、
自分に非がなかったか
それが辞める理由として十分なものか(次の職場でそれを自信を持って言えるか)
これくらいは考えてください。
仮にそれで転職しても、転職して同じ目にあうことでしょう。
自分を振り返らずに周りのせいにばかりして、一生転職を繰り返すんですか？
おわりに
自身の体験談になりますが、ひととおり転職について書いてみました。
これは知り合いの人事関係の人とも相談しながら動いてきた内容です。
勿論人それぞれ、職場もそれぞれなので、
これが必ずしも効果的とは言えないかもしれませんが、
私の体験談が何かのヒントになる人がいれば嬉しく思います。
⬇️転職仲介業者についての記事はこちら
