闘え!介護職

介護施設での実体験、学んできた知識等を書いていきます。主に施設の介護職員向きです。現場での悩みや葛藤に対し色々な考え方や方法を提案するという形で闘っていきます。

介護福祉士の資格は意味がないのか!?

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先日、

介護福祉士の試験の結果が発表となりました。

 

受験された方の中には、

ドキドキしながら結果を待っていた方もいたことでしょう。

 

インターネットでも、リアルでも、

その話で盛り上がっています。

 

そして合格された方、

おめでとうございます!!

 

同じ資格持ちとして、宜しくお願いします^_^

 

…と、ここまでで終わればいいのですが、

合格発表当日の日、介護福祉士の資格について気になる意見を目にしました。

 

しかも複数人から。

 

 その意見とそれに対する私の主張を書きます。

 

 

介護福祉士の資格は意味がないという意見

・介護福祉士の資格は取っても意味がない。

・資格は肩書き。実績ではない。

・資格を取ってもメリットがない。

・取得に対してのコスパが悪い。

・資格取得に労力を使うなら副業(何やるんだかわかりませんが)をしたほうがいい。

 

 

だいたいこんな感じでした。

 

 

思うのは別にいいと思うんですよ。そんなのは自由だし。

 

もし仮に自分が何かの資格を取った際、それを活かす場に出会えなかったりしたら私ももしかしたら上記のような印象を持ったかもしれないし。

 

ただね。私がいちばん気になったのは、

 

何でわざわざ介護福祉士の結果発表の日にそんなことを発信したり、

合格者に上記のようなことを言って水をさすような真似をするのか?

 

というところです。

 

まあ、ごく一部ではあるんですが。

 

 

ただの第三者の戯言

後で知ったのですが、こういうことを言うのは揃いも揃って、

 

介護福祉士をとってもいない人

介護業務に従事していない人(部外者・第三者)

介護業界に首を突っ込んでくるよくわからない横文字系の会社の人

 

だいたいこんな感じでした。

 

 

資格が無駄とか言われて、試験のために努力した方などはムッとしたかもしれませんが、

 

私はこう思いました。

 

「そういうことは介護の仕事に就いてるうえで、実際に取ってみてから言ってみな。
介護の経験もなく、取ってもいない資格をディスっても何の説得力もないぞ。」

 

と。

 

ロクに介護の経験もなかったり、その資格も持ってないような人に資格をディスられてもねぇ…(笑)

 

 

介護福祉士の資格を持つ意味

介護福祉士に限らずメリットだのコスパだので資格を語りたくないんですが、

介護福祉士でいえば、

 

一定以上の知識、スキルがあることの証明になる

知識がつくことで、気づきにつながる

事業所の加算に関係する

就職、転職の際に有利

資格手当がつく

 

などでしょうかね。

 

そして何より、得た知識によって、根拠や理由のはっきりした対応ができること、

更には言葉(意見や提案などの時)に説得力がつきます。

 

同じことを言っても資格持ちと無資格者では周りはどちらの方を重じてくれるでしょうか?

 

そういうことです。

 

 

おわりに

何にせよ、

頑張って勉強してとった国家資格。

意味がないはずなんかない。

 

もし介護福祉士に意味がないなら国家資格になんかならないでしょ?

 

くだらない意見に惑わされないでください。

 

 

でも注意点もあります。

 

それは、

「資格を取ったから終わり」ではないということです。

 

法律も介護技術も知識も日々変わってきます。

日々勉強をしろとまでは思いませんが、

少なくともそういう部分についていけるくらいのアンテナは張っておく必要があると思います。

 

10年前に介護福祉士をとった人と、

今年介護福祉士をとった人では考え方も違います。

 

そりゃそうです。勉強の内容が違うんだから。

 

ここに気づかないと、

 

「俺(私)の時は●●だった」

 

としか言えない、所謂老害・お局となりかねません。

 

注意していきましょう。

 

そして改めて合格者の皆さん、

合格おめでとうございます!!!