闘え!介護職

介護施設での実体験、学んできた知識等を書いていきます。主に施設の介護職員向きです。現場での悩みや葛藤に対し色々な考え方や方法を提案するという形で闘っていきます。

介護施設で訴訟となる理由をドーナツ窒息事件から考える

先日、施設での窒息事故についての裁判の結果の報道がありました。 興味深く推移を見守っていた介護・医療関係者も多いと思います。 民事裁判じゃないのでちょっと話はズレるかもですが、これをきっかけに 施設が訴えられることについて なぜ施設を訴えるほ…

今している介助が利用者の状態・状況に合っているか疑問を持ち続けるべし

介護現場において、 「決まりごと」 は数多くあると思います。 介助方法、声かけ、その他諸々… 介助方法に限らず決まりを明確にしていないと、皆が好き勝手にバラバラなことをやり出す可能性があり、利用者にも職場環境的にも良くありません。 じゃあ、そも…

介護施設の職員に必要な「説明力」

「介護が指示を聞かない」 「看護は何も利用者をわからず利用者を受診につなげない」 「相談員・ケアマネは現場を知らないで口ばっかり出す」 「上司(管理者)は現場がこんなに大変なのに何もわかってない。何も買ってくれないし人もいれてくれない」 こんな…

施設の利用者が亡くなった時、それを他の利用者に伝える?伝えない?

特養などの施設では、看取りを行っている事業所があります。 看取りを行なっていなくても、病気や老衰などで残念ながら施設で亡くなる人もいます。 施設で利用者が亡くなった場合、周りの利用者への対応はどうするか。 そんなことを考えました。 施設で利用…

申し送りの仕方

介護現場において、 申し送り は、言うまでもなく大事なものですよね。 利用者の情報 利用者の体調 利用者の変化 直近の様子 注意点 対応変更の有無 など、業務前に必ず把握し、周知されていなくてはなりません。 そんな申し送りについての話です。 申し送り…

介護現場におけるリーダー・役職に求める能力と役割

皆さんの施設のリーダー・役職ってどんな人でしょうか。 自分で何でもやっちゃうタイプでしょうか。 それとも部下に丸投げするタイプでしょうか。 はたまた的確な指示を出しチームをうまくまとめる旗振りでしょうか。 色々なタイプのリーダーがいると思うし…

簡単に他部署に介護業務を手伝ってもらって大丈夫?

介護現場は人がいないとよく言われます。 (というか、なんらかの介助が必要な利用者が多いともいえますが) 特に人手が欲しい場面は、 入浴介助 食事介助 排泄介助 レク あたりでしょうか。 ここに更に、突然の欠勤や利用者の受診などで更に人手が減ることも…

利用者の観察・評価をするポイントは「具体的」に示せ

新しい利用者が来た、 対応を変えた、 具合が悪い利用者がいる… こういう時よく、 「様子を見てください」 とか、 「観察してください」 などと言われます。 でも、その記録が薄かったり観察が甘かったりで、全然ケアに繋げられないケースがあります。 それ…

認知症の人の行動分析及びコミュニケーションの一例

認知症の人へのコミュニケーションの取り方は本当に難しいと思います。 進行度合い、その人その人の生活歴、習慣、性格… これらが混ざり合い、様々な症状 いわゆる「周辺症状(BPSD)」が起こります。 このBPSDが、介護者が感じるストレスの中で、多くの割合を…

利用者の外見や病気を話のネタにするな

利用者は、様々な病気や事情を抱えており、それが介護サービスの利用につながっています。 中には、そういった病気や障がい及び加齢などで外見が特徴的になる人もいます。 そういった人たちとのコミュニケーション方法について物申したいことがあります。 見…

家族のような介護・家庭的な雰囲気の施設というキャッチフレーズがもたらす危険性

「家族のような関係性を」 「家庭的な雰囲気の施設」 こういったキャッチフレーズの事業所を見聞きしたことはないでしょうか。 一見柔らかい印象で、優しい雰囲気があるかもしれません。 しかしこういったフレーズは、よほどしっかりした理念と具体性のある…

(一部の)介護業界の利用者への言葉使いの乱れについて考える

私は特養経験が長いのですが、職員による利用者への言葉使いが雑な人を多く見かけます。 誰もそれに疑問を感じている様子はなく、何でだろうと思いました。 なので、言葉使いについて書いてみようと思います。 なぜ介護業界の言葉使いの乱れが目立つのか? …

看取りケアは生活の一部分にすぎない

介護の仕事、特に特養などの施設サービスでは、 利用者の死に関わることが多いと思います。 だんだん食事がとれなくなり、体力が落ち、臥床の時間が多くなり、反応も乏しくなり… 一説には、身体が死への準備をしている とも言われているそうです。 いわゆる…

心を落ち着かせる個人的おすすめCD8選

ここ最近、色々なことでイライラしたりストレスを感じたり。 特に仕事をしてると様々な場面でそれを感じる人もいるのではないでしょうか。 心がざわついて落ち着かないので、そんな時に聴く音楽を10枚ほど選びました。 自分のクールダウンも兼ねて紹介します…

胃ろうの利用者が再び食事をとれるようになった事例

介護施設、特に特養のような介護度が高い利用者が多い事業所の場合、食事をとることができずに鼻腔や胃ろうから栄養を流している利用者もいると思います。 そういった利用者を再度食事がとれるまでに至り、事故もトラブルもないまま進んだといった事例を紹介…

ストレス解消に聴く個人的おすすめ音源10選

仕事をしてると、嫌でもストレスが溜まってきます。 時にはそれで心身に支障をきたすことも。 大声で叫びたいこともあるけど、そんなことができるのはライブハウスくらいなもので(笑) なので、ストレス解消に聴く荒々しい音源を10枚ほど紹介します。 (あわよ…

介護施設における利用者の受診は誰が行くべきか?

施設で生活する利用者は、定期もしくは突発的に受診がある場合があります。 それも利用者によって、診てもらう内容によって、 受診先も異なります。 誰が行く?介護?看護?相談員? でも忙しい人出せないよ! こんな悲鳴にも似た声を聞いたこともある人いる…

パンクが介護の仕事に与えた影響

私はパンクに出会って20年ほど。 ファッションから考え方まで大きな影響を受け、現在に至ります。 介護の仕事についている現在、その考えをベースに社会人としての立ち回りを絡め、仕事に活かすことができています。 一見、介護の仕事とパンクは相反するもの…

介護の仕事内容を「汚いから」と避けない方がいい

介護の仕事は多岐に渡ります。 その中には、皮脂や排泄物や食べこぼし、時には痰や吐物の処理にあたることもあります。 あと意外にあるのが、食事やトロミ入りの飲み物がくっついてそのまま乾いてカピカピになった車椅子やテーブル。 (あれ取りにくいんです…

ホットサンドメーカーが万能すぎる件(宣伝記事)

ブログ番外編です。 ネットを流し読みしてたら、ホットサンドメーカーで何でも作るキャンパーの方の動画を見て、感激したので即購入。 有名な方なので、動画を見たことある方も多いと思います。 彼に感化されて買ってみたらすっかりハマってしまいました。 …

利用者の入浴時間はきちんと話しあってルール化を

介護施設では、毎日多くの利用者の入浴があります。 時間に追われながら、事故を防ぐよう目配り気配りし、更に利用者に一定の満足感を得てもらう… (「そんなんできねーよっ!」て言いたくもなることありません?) なかなか大変だし、介護業務の中で上位に入…

介護現場での「臨機応変」の言葉がはらむ危険性

介護現場で、 「そこは臨機応変に動いてね」 「言われたことだけじゃなくて、臨機応変に動かなきゃ」 というようなことを言われたりしたことはないでしょうか? この「臨機応変」て言葉、使い勝手が良くて多用されることがありますが、 私は危険性があると考…

根拠のないルールが蔓延ると介護の質が落ちる

介護施設(施設だけに限りませんが)では、 事業所や部署、ユニットやフロアで独自のルールがあると思います。 この多々あるルール、中には 「何でこういう決まりなの?」 というものも多く、理由もわからないままやらされていることもあると思います。 理由の…

仕事に必要な道具はすぐ出せる所にないと介護サービスの質の低下を招く

介護現場で働いていると、様々な道具が必要になります。 これらは、普段どこに置いてあるでしょう。 そんな、「道具」についての話です。 介護業務に必要な様々な道具とは? 道具を取りに行く手間とリスク 道具を取りに行く手間を省いた結果、忘れられる利用…

介護現場で効率的かつスムーズに会議を進行させるために必要なこと

介護施設では、大小ありますが様々な会議が行われています。 そこには、 職種、性別、年代、上司部下など、様々な参加者がいます。 当然、考え方や専門分野も違います。 そういった人たちが同じ場に集まり話をするという状態なので、 話がまとまらなかったり…

介護業務で腰痛にならないために

減らない介護現場の腰痛 今日は介護現場に常につきまとう 腰痛、およびその予防 について書いていきます。 減らない介護現場の腰痛 腰痛、およびその予防 腰痛が起こりやすい場面 ①腰痛につながりやすい姿勢になる場面(日常生活編) ②腰痛につながりやすい姿…

休憩や休日を削ってまで働く必要はない

職員の中にまれに 休憩時間を削って利用者の対応をしている 休日に利用者の頼まれ物(買い物など)をしている 休日に出てきて利用者対応をしている(緊急時を除く) 職場に物品が足りなく、自分で用意して寄付という形で職場に提供している こういう人、いません…

体位交換(変換)で安眠を妨げないために

体位変換というと、2時間おきくらいに行っているところが多いと思います。 もちろん個人差があるので、そこは考慮しますが。 周知のとおり、体位交換は褥瘡を防ぐためにも大事なものです。 以下、説明していきます。 体位変換される側の気持ち 定期的に起こ…

力をもらえる前向きソングベスト10

(すみません、以前書いたものですが間違えて消しちゃったので、書き直して文の修正もしました) 先日、某音楽番組のスペシャル版で、 「力をもらえる前向きソングベスト10」 ていう企画がありました。 ということでこの企画に便乗して、ブログ番外編というこ…

職員の「品定め」が離職と人手不足を招く

「人がいない」 「補充してほしい」 「人がいなくて仕事がキツくなって体調を崩す」 「人がいないから残業が多い」 等の切実な声。 その願いが届いてか、新人や経験者が入職することがあります。 ところが… 実際に職員が入職しても、退職へつながるような職…