闘え!介護職

介護施設での実体験、学んできた知識等を書いていきます。主に施設の介護職員向きです。現状に対し色々な方法を提案するという形で闘っていきます。

拝啓、お局様

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介護現場に蔓延る

 

お局。

 

 

大体は、

 

自分の意見・思想を押し付ける(職員にも利用者にも、)

自分勝手に行動する・単独行動が目立つ

(勝手に対応決めたり家族に連絡したりとか)

人のミスの粗探しをして「指導」してまわる

自分のミスは認めないか、もっともらしい言い訳をする

感情的で怒りやすい

すぐに話題を変えるため話に一貫性がない

高圧的・上から目線

 

などなど…

 

 

書いてて気分悪くなりました(笑)

 

 

で、こういうお局がいる現場の他職員は、

 

萎縮したり、

なるべく勤務が重ならないように動いたり、

ケンカしたり。

 

いずれにしても利用者にとってはマイナスだし、職場環境としてもマイナスです。

 

 

 

ホントは役職などに対応してもらい、職場の空気をビシッと締めてほしいところですが…

 

中には役職も萎縮してお局に流されたり、

事なかれ主義の人もいます。

 

私も過去にお局に対して進言したら、

お局への対応を考えてくれるわけでもなく、

なぜか私の方が諭された…なんてこともありました(怒)

 

ま、そっちの方がエネルギー使わないしラクでしょうからね。

「アナタが引いてくれれば丸く収まる」みたいな。

 

冗談じゃない。

 

 

 

私が関わってきたお局は、

 

 

仕事の経験年数は関係なく、

その職場や部署、ユニットに長くいる人で、必然的に色々他の職員から頼られたりすることが多くなる

 

こんな人ばかりでした。

 

それが重なると、

 

周りは私より仕事を知らない

私が教えなきゃ

私はこんなに頑張ってるのに周りは全然私みたいに動かない

あーまた(私からみて)間違ってることしてる

あーまた(私からみて)仕事が遅い

 

と、周りのミスが目につくようになり、

 

やがてお局化へと…

 

 

そういうのもあって、

他所から来た職員の考えややり方は否定したがるのかなと思います。

 

自分が知らない世界だから。

 

知らないから怪しみ、間違ってると思い込み、昔からいる私のほうが正しいと思い込む。

周りの職員は意見しない(できない)から、ますます自分が正しいと考える。

 

仕事のスピードも優先順位も自分中心だから、

そこに差がある職員は目をつける。

 

アンタを中心に世界が回ってるわけじゃないんだよ。

 

 

まあ、なかなかの強敵ですね(笑)

かといって敵視してばっかりだと空気は悪くなるいっぽう。

 

 

 

 

お局さん、アナタに対して老兵が一言。

 

それだけの発信力、影響力があるんです。

頭柔らかくして本やネットで知識を吸収して、周りの意見を聞いて、利用者からの意見も聞ければ、職場環境もっと良くなりますよ。

否定的な意見でも感情的にならずにね。

 

それだけの行動力があるんです。

その手法を共有して、業務の標準化につなげればもっと効率の良い仕事ができますよ。

 

昔からいるんだから色々内情を知ってるでしょう。

「周りはわかってない」で片付けないで、

だったらそれを周知共有してみてはどうですか?

 

 

 

職員それぞれ得意分野も考え方も業務スピードも違います。

 

それらを尊重し、上手くミックスしていけば、もっといい仕事ができる気がします。

 

そこには中立的かつまとめ役の人間が必要ですが。

 

 

ほら、魔王軍だって様々な個性の6軍団を魔軍司令がまとめてるでしょ?

 

 

そういうことですよ。

 

利用者との関係作りを男女関係で考える

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私たちのような仕事ってよく、

 

利用者との関係作り・信頼関係が大事

 

と言われます。

 

 

対人援助職としてそれは当然だと思います。

 

 

じゃあ、

 

「関係作り」って何なの?

 

となった時、どう答えればいいか。

 

 

 

私が思うにこれは、

 

男女関係みたいなもの

 

だと思います。

 

 

利用者と恋愛関係になれっていうんじゃないですよ(笑)

 

 

男女関係って始めは、

 

お互いがどんな人かわからないですよね。

それを会話やデートなどを重ねるにつれ、徐々にお互いのことを知るようになります。

 

好みであったり、これ以上踏み込んではいけない部分、

何が楽しくて、何が不快なのか。

 

そうやってお互いを知り、配慮し合うようになり、楽しんだり、時にはぶつかったり。

 

 

その積み重ねが「関係性・信頼関係」なんだと思います。

 

 

 

これってそのまま、

 

利用者との関係作りに当てはまると思います。

 

 

初めて利用者と関わるとき、

お互いどんな人かわからない。

介助などでの力加減。

記録では拾えない「感情」。

 

利用者から見れば、

「どこまでお願いしていいのか」

「(第一印象から)優しそう・怖そう・大人しそう」

 

など。

 

 

お互いがお互いを知らなければ、不安感は増します。

 

おとなしい利用者であれば介助を遠慮しがちになり、

感情的な利用者であれば暴言や暴力なども考えられます。

 

認知症の人であればそれがそのままBPSDとして表れることも予想されます。

(記憶障害もあるので認知症は特に時間をかけていく必要があります。)

 

 

 

 

これらのことに対し、

 

「一発で上手くいく魔法のテクニック」

 

なんてのは存在しません。

 

 

交流を重ねてお互いを知り、不安感を徐々に取り除いていくしかないのです。

 

 

男女関係もそうでしょう?

 

「一発で惚れさせる魔法のテクニック」

 

なんてないでしょう。

 

 

 

それから、男女関係は、

 

「付き合えたから後は何でも良い」

 

わけじゃないですよね。

 

その関係性を維持する必要があります。

 

 

当然、幻滅させるような言動、行動を繰り返せば、振られます。

 

 

 

 

利用者との関係も似たようなものです。

 

不適切な対応、馴れ馴れしすぎる対応を繰り返せば、信頼関係は崩れます。

 

その職員に対してのみ拒否的な言動が出てきたり、

 

ひどい場合は苦情にも繋がります。

 

 

一度築いた関係性が失われる場合、余計に悪印象に見えやすいです。

 

 

 

 

こうして考えると、

 

利用者との関係作り・信頼作りをうまく行なっていくには、

 

日頃のコミュニケーションは当然として、

大人として最低限の礼節、

相手にとって不快な言動、行動をとらないこと。

 

これの積み重ねなのかなと思います。

 

 

そしてこれは男女関係にも当てはまりますね。

 

 

ということで、

皆様良いバレンタインを!

 

入所を選んだ利用者の話

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その人は現役時代、家族のために働き、家族を養ってきた。

 

マジメで気を使う性格だった。

 

 

病気をし入退院を繰り返し、だんだん日常生活に支障がでてきた。

 

認知面は問題はなかった。

 

だからなのか、その人は「入所」という生活を「自ら」望んだ。

判断能力が衰えないうちに…と、

本人が望んだとのことだった。

 

それも身の回りの世話をしてくれる家族に気を使ってのことだろうとのことだった。

 

 

 

入所後もその性格は変わらなかった。

 

生活環境が大きく変わり、食事や入浴時間などが決められたり、

多床室のためプライバシー確保も個室に比べしにくい。

 

そんな環境にも不満なストレスを表に出さず、その生活を受け入れていた(ように周りには見えた)

 

職員にも気を使い、ナースコールで要件を伝える力はあるのに、必要最小限の希望しかしなかった。

 

他に手がかかる利用者に人員を割かれ、訪室するのはいつも後の方。

それでも催促ひとつせず笑顔で職員を迎えていた。

 

施設が人員不足でケアに支障が出た時も、不快感を表に出さなかった。

 

「起こしてもらうのが悪いから」と、ボランティア訪問やレクなどにはほとんど参加しなかった。

 

「少し待ってて欲しい」と職員に言われれば、いつまでも待っていた。

本来なら催促のコールを押してもいいくらいなのに。

 

 

ケアプラン作成時も、どれだけ希望を引き出そうにも、

「施設にお任せします」としか答えなかった。

 

 

体調を崩しても、痛みや難儀さを訴えに出さなかった。

 

職員は

「待っててくれる人」

「動かない人」

「苦情を出さない人」

 

というようにその人を印象付けていた。

 

 

 

 

 

月日がたち、やがて看取り対応に。

 

体調を崩す前から定期的に本人が望む・取り戻したい生活について話を聞いてきたが、

 

看取りの時期に入っても

 

「特にありません。お任せします」

 

としか答えなかった。

 

 

 

そしてとうとうそのまま亡くなった。 

 

 

 

 

 

その人は入所してから亡くなるまで、

周りに気を遣い、我慢をしてきた。

 

本人にとっての楽しみ、息抜き、安楽な生活など、施設ケアマネとして何も支援できなかった無力感を感じた。

 

結果としてただ我慢と気を遣わせただけの生活になってしまった。

 

 

遠慮したりするのは元々の性格もあるのかもしれない。

 

でも、その中にある本人の隠れたニーズを掴み取ることはとうとうできなかった。

 

 

 

本人のこういった生活の仕方の背景には、

 

もしかしたら、在宅生活が難しくなってきた時点で、自分のこれからの生活を覚悟したのかもしれないし、

 

あるいは、もう今までの生活はできないと

「諦めた」

のかもしれない。

 

 

 

だからこそ、今自分が関わっている利用者には、

 

元気なうちにできることをしてほしい。

そういった希望を出しやすいような職場環境にしたい。

話せるうちに生活の意向・ニーズを引き出したい。

 

 

 

 

今までも散々書いてきましたが、

 

平等を履き違えた全員一律のケア量や

看取り対応になってからあれこれやり始めるような介護はしたくない。

 

 

そして手がかからないからと、

利用者の声に耳を傾ける時間をろくにとらなかったり雑な対応とならないよう、

 

手がかからないと言われる人ほど注意深く

 

「視て」

 

いきたいです。

 

 

 

 

もし家族の入所を考えている方がいたら、

 

元気なうちに、意思表示がはっきりできるうちに、

 

どういった老後、どういった最期を迎えたいか、

少しでもいいから話し合ってみてください。

 

そして可能であればせめて老後くらいは自分の人生を楽しめるような環境にしてあげてください。

 

そのために福祉関係者は協力を惜しみません。

相談してみてください。

 

 

何十年という人生を歩み続けているのに

最後の最後まで他者に気を使い続け、

自身は我慢を続けたまま…というのは介護に関わるものとして寂しく思います。

 

 

そして福祉関係者は、そういった利用者、家族の願いをできる限り叶えられるようお願いしたいです。

 

もちろん、私含め。

 

 

もしかしたら今やっているその個別対応の背景には、そういった願いが込められているのかもしれません。

 

そして余計な手間だと言われるその個別対応は、今を逃したらもう2度とできなくなるかもしれないから…

制限だけなら専門職じゃなくてもできる

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以前、生活に制限をかけることに関して書いてますが、その食事編です。

その時のブログはこちら。↓

https://www.kaigobilly69.net/entry/2019/04/25/184817

 

 

ここから本題です。

 

介護施設内で利用者に

 

食事や飲み物について制限をかける

 

ところは多いと思います。

 

 

特に、酒、タバコ(食べ物じゃないけど)、カップラーメン、揚げ物、漬物、お菓子、ジュース類等。

(ほとんどですね)

 

いわゆる、

甘いもの、しょっぱいもの、油っこいもの、刺激物はターゲットにされやすいです。

 

 

糖尿病や腎不全などに代表される病的理由で医師の指示が出ているケースや、

薬の効能が変わってくるケース(ワーファリン服用者に納豆など)

 

などの理由であればまだ説得力はありますが、

(それも提供食事の調整である程度は対応可能と思われますが)

 

 

中には、

 

事業所やそこの役職、声の大きな部署、職員等の主観や思い込みなどで制限をかけているケースもあります。

(過去に経験しました)

 

そういう理由が主で、家族などからの食品の差し入れを禁止しているところもあります。

 

先に書いた、医療的根拠があるわけでも何でもない。

 

 

で、そういう主張をする人何人かに理由を聞いてみたことがありました。

 

返ってきた答えは、

 

「血圧が上がりそう」

「数値(何の?)が悪くなりそう」

「身体に悪そう」

「寿命が短くなりそう」

「体重が増えそう」 

「施設で出す食事を食べなくなりそう」

「要求がエスカレートしそう」

「他の人がうらやましがる」

「全員に同じことをしなきゃいけなくなる」

 

大体このあたりの返答でした。

 

 

根拠も何もないただの予測や思い込みにしか思えません。

これが専門職の答えることかと思いました。

 

 

その食べ物と血圧上昇は関連性があるのか?

アナタ(達)がいう通り、本当にその食べ物で寿命が縮まるのか?

(そんなの証明できないだろうけど)

その食べ物と体重上昇は関連性があるのか?

「身体に悪い」って、そりゃどの食べ物でも食べ過ぎれば身体に悪いでしょう。提供量を調整すればいいじゃない。

施設の食事を食べなくなるかも?何で施設の食事を食べないのか調べた?まず施設で出してる食事の形態や味、好みなどを調べるのが先じゃない?

要求がエスカレートする?できるところとできないところをハッキリさせればいいし、食べ物を持ち込むのは主に家族でしょ?家族とその辺りも相談すればいいじゃない。

他の人がうらやましがる?全員に同じ対応をしなきゃいけない?それはその利用者の話でしょ。個別に家族なり管理栄養士なり医療職なりに相談すればいいじゃない。それに全員が全員同じ想いを持ってるの?

 

 

こう思うわけですよ。

 

食事に対してのニーズがあるなら、できる限りそれに応えられるように動くのが事業所のあり方だと思っているのですが…

 

 

 

更にもっと引っかかるのが、そういう利用者が看取りの時期に差しかかってきた時。

 

「好きなものを食べさせてあげよう」

「何でも持ってきて食べてもらおう」

「楽しみを見つけてあげよう」

 

とか言って、あれほど制限がどうとか言ってた勢力が態度をガラッと変えるんです。

 

看取り時期になって「最後に好きなものを」て言って申し訳程度に口にする。

そんな時期なんて、飲食を100%楽しむことは難しいでしょう。

 

そんな時期にそういうことが言えるなら、何で元気なうちに食べさせてあげないんだよって思います。

 

看取りに対するパフォーマンスにしか見えませんよ。

 

 

入院して体力もなくなってる時に差し入れで「元気出して」って言って焼肉やラーメン出されるようなもんです。

(ちょっと違うか)

 

食べれるかっての。

 

 

 

元気なうちからそれらを食べれる環境にしてたならまだしも、
何で死にそうになるまで好きなものを食べれないんでしょうか。
晩酌みたいに飲食に習慣もある人もいるし、こだわりだってあるでしょう。

 


全員一律で制限かけるなら専門職じゃなくてもできます。

 

 

 

暴飲暴食を推してるわけじゃないんです。

アセスメントを経た栄養ケア計画に基づき、推奨カロリー等が決まった食事が出されます。

 

であれば、推奨値に近づけるよう、

その食事の量を調整するなどすれば持ち込んだ飲食物も楽しめるんじゃないでしょうか?

 

数値面が気になるなら医療職、管理栄養士と連携をとる。

禁忌品の有無は勿論確認。

 

 

それが「多職種協働」ではないでしょうか。

移乗を振り返ってみる

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介護現場では当然のように、

移乗をする場面があると思います。

 

食事やおやつ、そして入浴やレク等で、

1日片道5〜7回+排泄介助数くらいでしょうか。

それが移乗介助対象の利用者人数分だから、

それなりに時間もかかってくるかもしれません。

 

特に特養のような施設だと、自力で移乗できる人なんて何人いるでしょうね。

 

大体何かしらの介助を受けている利用者の方が多いと思います。

 

 

 

この、「移乗」ですが、利用者の状態を見極め、介助方法をうまくやらないとかえって職員・利用者双方に負担がかかります。

 

 

よく見かける、見かけたのが、

 

座位、立ち上がり、立位保持が難しいのに無理矢理立たせる。

そして立たせながら移乗する。

 

この方法ですが、

座位、立ち上がり、立位が難しいがために、

職員が力任せに抱えて「立たせながら移乗している」

ことになりがちです。

 

また、無理矢理立たされるため、利用者は恐怖感を感じ腰が引け、ますます座ろうとします。

それを更に職員は立たせようと力を込めるため、ますます双方の負担は増えます。

職員にぶら下がるような形になってしまい、痛みや脱臼などにも繋がりかねません。

 

更には立たせながら移乗するということは、

きちんと足の位置を整えられないということになります。

足を引きずられたり捻ったりしやすくなり、骨折などのリスクが増えます。

 

 

 

私が思うに、移乗する際は、

 

前屈みになり、足を引く

きちんと立位をとる

足の踏み替えをしっかりする

向きを変える

移乗する

 

これらの動作を区切って行う方が良いと思います。

 

 

なので、職員の技術を工夫する

(利用者が移乗動作をとりやすい姿勢作りやサポート)

等を行なってもこの動作を区切って行えないような利用者の心身状態であれば、

 

専門職間で協議し介助方法を見直したり、スライドボードやスライドシート等の道具に頼った方がお互いの負担は軽減されると思います。

 

 

一例ですが、

座位はとれるけど立ち上がりや立位保持が難しければスーパートランスやスライドボードなどを使う。

寝たきりで座位保持も難しいような状態であれば2人介助でスライドボードやリフトを使う。

 

などです。

 

(ちなみにスライドシートは大きいビニール袋で代用できます)

 

職員にとって負担が少なければ利用者にとっても負担は少ないです。

 

 

 

でもまれに、

職員が踏ん張ってやっとこ

「立たせている」

ような状態にも関わらず、

 

「足の力が落ちる!できることはやらないと!寝たきりになる!」

 

などと、どこか思い違いをしたような意見が飛んでくることがあります。

 

 

本人が足の力を使えてなく、職員が力任せに持ち上げて「立たせている」のが残存機能なんでしょうか?

 

 

移乗場面に限らず、機能訓練なら他の場面でもできます。

 

移乗だけにこだわる必要はないと思います。

(機能訓練指導員に相談するといいでしょう)

 

 

 

 

職員の技術・知識の向上で、

立てないと思われていた人が立てたり、

二人じゃないと移乗できないと思われていた人が一人で移乗できたりすることもあります。

 

この辺りは沢山本が出ているので、一度目を通してみると良いと思います。

 

で、得たものをチームで共有する。

 

この繰り返しで、チーム全体のスキルが底上げされるでしょう。

 

 

 

今までやっていた移乗方法を変えるのは不安かもしれませんが、適切なアセスメントと適切な技術でスムーズにいくこともあるので、

「やらず嫌い」にならないで、話くらいは聞いてみても良いと思います。

 

 

 

最初から否定的では移乗に限らず、気づきにもつながらず良いケアに結びつかないと思います。

ヨソはヨソ、ウチはウチ

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いつの間にか令和になりました。

 

介護シーンも事業所の環境や介助方法、介護用品。

そして介護に対する考え方なども介護保険開始時に比べ、様々なものが出てきています。

 

若い経営者や事業所も沢山出てきており、

まさに「VOICE OF A NEWGENERATION」です。(昔のoiバンドからとりました)

 

 

ちょっと横道にそれました。

 

で、

これらのいわゆる「最先端」と呼ばれるような考え方や介助方法などを掲げた事業所や講師、活動団体の一部に、

 

「自分達のやり方が最先端。今までのやり方は古い」

「まだ昔のやり方やってるの?」

 

というような発信をしている人たちがいます。

 

例えば、

「オムツはダメ」とか、「個浴(一般浴)で入浴すべし」とか。

移乗の仕方なんてのもありましたね。

それに看取りケアに対する考え方にもそういった場面がありました。

 

 

これらの中には、自分達の考え方を押し付けるように見えるような場面もありました。

 

はっきり言って面白くないですね。

 

 

 

最先端かどうかはさておき、自分達のやり方に自信を持ってるのは結構ですが、

 

何で周りを見下すような表現をするのでしょう?

 

 

自分達のやり方や環境、意識などで自分達のところが上手くいっていても、

 

他の事業所に丸々それは当てはまるとは限りません。

 

 

当然です。

 

利用者が違う。

職員が違う。

設備が違う。

地域が違う。

 

 

比較できるもんじゃないし、やり方や環境が古かろうが新しかろうが、

そこに優劣なんてつけれません。

 

前時代的と呼ばれる方法が利用者に合っていることもある。

近代的と呼ばれる方法が利用者に合っていることもある。

 

 

 

自分達のやり方の紹介程度に留めておけば良いのに、古いだの何だの、

そんなことを発信したりするもんだから反感買ったりするんです。

 

 

特にネットは。

顔が見えないから文章中心になるためなおさらです。

 

 

 

オムツにしろ入浴形態にしろ普段の利用者の過ごし方にしろ、

 

今目の前にいるその人の状態に合ったものや環境を提供すればいいんじゃないでしょうか。
どっちが良いとか悪いとかはないと思うし、

それは実際にその利用者に関わってる人以外はどうこう言える話じゃないです。

 

 

強いて言うなら利用者と職員双方への負担ができる限り少なくなる方法がベターなんじゃないかと思います。

 

看取りケアについては、事業所の考え方を押し付けるなんてのはもってのほかでしょう。

 

 

 

否定されれば一瞬でもムッと来るし、その相手や事業所のイメージも悪くなります。

 

特にプロフィールに事業所名載せてるSNS個人アカウント。

 

色んな意味で矢面に立つ分、色んな意見や時にはバッシングも受けるでしょう。

 

文句の一つも言いたくなる気持ちはわかりますが、だったらせめて事業所名は伏せといたほうがいいんじゃないでしょうか。

 

…余計なお世話でしょうかね。

 

 

 

でもこういったことって職場でもあるんです。

 

ほら、あるでしょう。

 

「前の施設はこうでした」

 

って言って今の職場のやり方を見下すような人。

 

 

あれ反感買いますよ。

 

「じゃあ前の施設戻れよ」

 

って思われてもしょうがないです。

 

 

 

 

 

ネットでも職場でも、

自分達と違うやり方や考え方を見下すんじゃなくて、

 

「私たちはこういった取り組みをしてます」

「参考までに、前の施設でもやってた●●という方法があります」

 

といった

 

くらいに留めておけば余計な火種を起こさなくて済むんじゃないでしょうか。

 

せっかくこれだけ設備や環境や考え方があるんだし。

 

 

他所のやり方や環境なんて自分達の事業所には何の関係もないわけで、それを古いだとか言うからこじれるんだと思います。

 

 

「ヨソはヨソ、ウチはウチ」

 

それでいいんじゃないですか?

仕事にオシャレは必要?

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私は人並みにはファッションに興味があるし、

それなりに服を買ったり髪をセットしたりはしています。

 

 

ただそれは、プライベートでの話。

仕事するのにキメキメでは行かないですよ。

 

 

仕事をする時は、仕事をしやすい格好をしたほうが能率も上がります。

 

 

特に介護業務は身体を使います。

 

 

 

仕事中は、

 

動きやすい服装

 

これに尽きます。

 

 

 

介護関係の一部の若い人や企業家?の中には、

 

目一杯のオシャレをして介護する方がいい

 

という考えを持っている人もいるみたいですが、

 

 

介護現場では何があるかわかりません。

 

ネックレスやイヤリングを引っ張られる、

指輪やネックレスで利用者の皮膚を傷付ける、

アクセサリーのパーツが介護業務の中で外れ、それを利用者が口にする、

そして時には急変した利用者の対応。

 

などなど。

 

 

あと、そんなに目一杯のオシャレをして仕事に行くと、

 

服が汚れたり擦れたりしないか、そっちが気になるでしょう。

食事の残渣物や排泄物、咳やクシャミの飛沫、決して綺麗とは言えない手で服を掴まれる…

 

仕事への注意力が低下します。

 

 

お気に入りの格好で仕事に行って、そういった事態に直面した時、自分の髪型やメイク、服を全く気にせずできますか?

 

ちなみに私は無理です。

 

 

 

職場へは仕事をしに来てるのです。

プライベートとのメリハリはつける必要があると思います。

 

服屋や美容師などならオシャレをして出勤するのもわかりますが、

少なくとも介護業界では、そこまでオシャレをする必要はないと思っています。

 

 

ましてや世代の違う高齢者です。

我々にとってはオシャレでも利用者の世代では見たこともないような格好に映るかもしれません。

(かつてのダメージジーンズとかギャルメイクのように)

 

そのため自分の主観による過度なオシャレはかえって不安感や不信感、不穏につながります。

認知症の人には特にね。

 

 

自分たちの常識が通用しないという場合もあるのです。

 

 

髪型にしてもそうです。

(昔、目立とうとリーゼントで出勤したことがありましたが(笑))

 

 

 

身なりに無頓着でいるのとはまた違いますよ。

 

人相手、しかも世代が違い、考え方も違う高齢者が相手の介護業界です。

 

オシャレというよりは、

高齢者及びその家族などの相手に不快感を与えない髪型、化粧、服装、及びニオイのケア。

 

が必要だと思います。

 

制服がある事業所なら、服装を考える手間が省けるので、私は制服がある事業所のほうがいいです。

 

というか、就業規則で定められている服装でいればいいだけですが。

 

 

 

どんな仕事でも、その仕事にふさわしい服装があります。

身体を使う仕事なら特に。

 

オシャレした私服で大工できますか?

高所作業できますか?

動きづらいでしょ?

 

オシャレした私服の医者に診察されるのはどうですか?

白衣に比べて安心・信頼感は薄れないですか?

 

 

オシャレして見た目アピールじゃなくて、

その仕事にふさわしい格好で仕事をスタイリッシュにキメたほうがよっぽどオシャレでカッコいいと思います。

 

 

 

 

 

ちなみに介護現場で履く靴であれば、スケボー用の靴(スケシュー)を個人的に推します。

 

グリップが効くので、バタバタと動いたり、とっさに素早い行動が求められる介護現場でかなり使えます。

 

メジャーなブランドを貼っておきます。↓