闘え!介護職

介護施設での実体験、学んできた知識等を書いていきます。主に施設の介護職員向きです。現場での悩みや葛藤に対し色々な考え方や方法を提案するという形で闘っていきます。

介護論

ノウハウとは、あってないようなもの

私は仕事の調べ物によく本やインターネットを活用しています。 本にしろネットにしろ、昨今は色々な種類のものが多く世に出ており、 取捨選択が難しいともいえます。 個人で発信できる環境が整ってきたのか、 中には、根拠がはっきりしないようなものもおっ…

自分の勤める介護施設に親を入所させたいか?

介護施設サービスの良し悪しの話や、 職場での職員指導の時などに、 「自分の勤める施設に親を入所させたいと思える施設にしよう!」 「自分の勤める施設に親を入所させたいと思えるような施設です!」 などといった話を聞きます。 上司などからこういう言葉…

「介護現場を良くする」とは?

よくインターネットなどで、 「介護現場を変える!」 「介護を良くする!」 といった言葉を見かけます。 そりゃ悪いよりは良いほうがいいですが、 こうした言葉はどこか引っかかるものがあります。 気になったので考えてみたいと思います。 介護現場を変える…

介護現場での食事介助の葛藤

介護施設、特に特養のような介護度が高い利用者を介助しているようなところは、 食事介助の悩みはつきものだと思います。 限られた時間・限られた職員数の中で、多くの利用者の介助を求められる。 でも認知症やADLの低下などでなかなか介助がすすまない。 泣…

「好きなものを食べて死ねるなら本望」と果たして言えるのか?

介護の世界で、 「好きなものを食べて詰まって死んでも、そっちの方が幸せ」 「好きなことをして、それが元で死ぬなら本望」 などといった考えを持ち、それを良しとするような風潮もあります。 一見美談にも思えますが、介護の現場に携わってる身としては、…

介護現場での転倒事故にどう向き合うか

介護現場で起こりがちな「利用者の転倒事故」。 加齢や病気などで心身に変化がある人達であり、 たった一度の転倒で寝たきりになることも珍しくありません。 近年では利用者の転倒が元で裁判沙汰になるなど、 職員も常に気を張る必要があり、それがストレス…

どんな最期を望むのか

どんな最期を迎えたいか 望まない延命という考え方 サービス担当者会議 望まないケアはしていない 看取り時期になってから慌てないで おわりに 介護施設で生活をする利用者も、いつかは最期を迎える時がきます。 その時、できるだけ悔いのないようにしたい。…

利用者の姿勢づくりの意味と大切さ

過去に何度か姿勢関係の記事を書いてきましたが、 今回は主にベッドで過ごす時間が多い利用者を例にあげ、 姿勢、ポジショニングの意味と大切さについて書いていきます。 ここがしっかりしていないと、ただクッションを突っ込むだけの対応や、 姿勢設定その…

介護施設における「生活の制限」について考える

今日は施設生活における「生活の制限」について考えてみたいと思います。 すぐに思い浮かぶのは食事の 塩分 糖分 水分 餅は食べさせない 外食や惣菜などは食べさせない でしょうか。 これについては言いたいことがあります。 それは、 「いちどそういう方針…

介護現場は本当に「人がいない」のか?

人手不足が多いとされる介護の仕事。 毎日ギリギリの精神状態の中で仕事をしているところも多いでしょう。 「人がいなくて大変」 「人を増やしてほしい」 こういった悲痛な叫びも多く聞かれます。 でもその言葉に具体性や根拠はありますか? 筋道立てて報告…

夢と認知症は似ているという仮説

皆さんは夢を見ますか? 楽しい夢、悲しい夢、怖い夢… 起きがけの寝ぼけた頭である日ふと思ったのです。 認知症と夢って似ているんじゃないかと。 これはひとつの仮説で、これに関する研究があるかどうかもわかりませんが、 認知症をイメージしやすい仮説で…

利用者の性的欲求について考える

デイや特養などの介護施設を使う利用者。 中には度を過ぎた性的欲求を持つ人も。 利用者から職員へのセクハラも時々話題にあがります。 セクハラはどんな理由があっても許されることではありませんが、 もう少しそこを深堀りして、 「利用者の性的欲求」 に…

帰宅願望の背景を考える

介護現場において職員を悩ませる 利用者の帰宅願望。 認知症などの病的な背景もありますが、 なぜ帰宅願望が起こるのか。 帰宅願望とどう向き合えばいいか。 利用者の帰宅願望の背景を考えてみたいと思います。 なぜ帰宅願望が起こるのか 家に帰るだけが帰宅…

クローズアップされない「要介護度の高い人たちや施設」

イチ介護職員の叫びとして読んで下さい。 介護事業所の中に、 利用者と料理や農作業、はたまた簡単な仕事などを行なっている所があります。 それ自体はとても素晴らしい事だと思います。 利用者が、 「私を必要としてくれている」 「生きがい、やりがい」 こ…

介護現場において利用者に「寄り添う」とは?

介護現場ではしばしば、 利用者に寄り添う という言葉が使われます。 一見耳障りが良く、場面を問わず介護現場では使いやすい言葉に思えます。 しかしこの「寄り添う」とは、 具体的に何をさすのかを考えたことがありますか? 「寄り添う」って? 人によって…

介護職に自己犠牲は必要か?

介護の仕事をしているとしばしば、 職員の自己犠牲を強いられるような風潮、主張を目にします。 自己犠牲というと聞こえは悪いですが、 例えば、 ・勤務外や休日に買い物などの利用者関係の事をやらざるを得ない状況。 ・認知症などが原因での暴力、セクハラ…

利用者の朝夕のパジャマへの着替えについて考える

特養などの介護施設で、 寝る前に利用者のパジャマへの着替えをする施設、あると思います。 しかし中には、 拘縮が強い人、 認知症などでパジャマだということ、着替えるということの認識がない人、 そもそも夕食後の片付けや居室への誘導、排泄介助などでバ…

話し合いができず感情的にしか話せない介護職

介護の仕事(介護に限らずですが)をしていると、 既存の体制、ルール、職場の体制などで疑問に思うことや不満、もどかしさなどが出てくる場面が多々あると思います。 「なんで●●しなきゃいけないんだ(してはいけないんだ)」 「人がいない」 「利用者の対応が…

介護の仕事における意識をモンハンで例えてみる

モンスターハンターライズが発売されましたね。 全国のハンター達は今頃狩りに精を出していることでしょう。 (私もですが) ところでモンハンというゲームは、マルチプレイで多人数でゲームができます。 マナーはもちろんのこと、 相手の邪魔をせず、 相手の…

「何とかしてください」という言葉はただの「丸投げ」

介護施設に限った話ではないかもしれませんが、 普段の介護業務の中で、 利用者の対応、事業所のルール、職場環境(特に人員不足問題)などについて 「課長!何とかして下さい!とにかく現場は大変なんです!」 などと、委員会や部署の長、管理職に言いにいく…

介護施設で地震が来たらどう動くべきか?

昨夜、大きな地震がありました。 私の生活地域もかなり揺れましたが、幸いにも被害は出ていないようです。 まだまだ余談を許さない状況ですが、注意しながら生活していきたいところです。 さて、地震についてですが、 特養などの介護施設で大きい地震があっ…

夜勤明けの職員にやむなく残業させる場合は補助的な業務をお願いしよう

介護施設において、夜勤がある事業所は多いです。 特養、ショートステイ、老健、グループホームなど… 夜勤業務については事業形態や職場によって大きく違うのでここでは触れませんが、 ひとつだけ大事なことを書きます。 それは、 「夜勤明けに業務をさせる…

介護施設での利用者の私物の買い物は誰が対応するべき?

特養などの介護施設、場合によってはショートステイの長期利用者の私物やおやつなど、必要時に用意するものがあると思います。 特養では特に、 担当利用者の化粧水 担当利用者のおやつ 担当利用者の歯ブラシ 担当利用者のひげそりの替刃など、 多岐にわたる…

介護関係の資格の難易度の基準をストⅡで例えてみる

今月は介護福祉士の試験ですね。 受験する方々は最後の追い込みの時期でしょうか。 良い結果となることを祈っています。 ところで、介護福祉士の資格についてですが、 一部の職員及びネットの中には、 介護福祉士は難しい 介護福祉士は簡単だ などといった主…

利用者の対応を検討する時の注意点をファイナルファンタジーで例えてみる

普段仕事をしている中で、利用者へ様々な対応を行なっていると思います。 言葉かけひとつとっても千差万別。 介護現場はこういう場面別の対応が無数にあります。 ところで、そういった対応を決めたり検討する際、 何を基準にしてますか? 「なんとなく」てい…

ドラクエで介護業界のチームケアの大事さを考える

介護業界におけるチームワーク、人間関係…。 特に職種間におけるお互いの仕事内容の理解がなく、見下されたりするような言葉を受けたり、 逆にそういう言葉を発してしまったり。 なぜ、こういうことが起こるのでしょうか。 私はこのような小競り合い自体が無…

人の噂話が好きな職場は人が離れていく

皆さんの職場は、 人の噂話が飛び交ってないでしょうか? 話が盛り上がってて一見アットホームに見える? いやいや、それはアットホームどころか居心地の悪い状態にしてるといえます。 そして人が離れていき、人が集まらなくなります。 私も噂で酷い目にあっ…

介助方法の分析と工夫で職員の介護負担が軽くなった話

我々は限られた時間と環境と人員の中で、 利用者に様々な場面で介助・支援に入っています。 そして利用者にも様々な人がおり、 体格が良すぎる人、 拘縮が強い人、 気難しい人、 悲観的になりやすい人など、 その人に合わせた対応を求められます。 時には、 …

役職への指導・育成を怠っていないか?

年度が変わる、もしくは退職などがあり年度途中の人事異動などで、 イチ介護職だった人が役職や相談職などに昇進・異動する場合があると思います。 ほとんどの場合、職場での活躍が買われてのことだと思います。 (まれに「他に人がいないから仕方なく」とい…

新人・異動職員の育成にはどんどん介護業務をやってもらうことが近道

通常、新人が入職してくるのは4月が多いと思いますが、 介護(医療もかな?)関係の事業所には、年度途中で中途で入社してくる経験者や、 部署の異動で入ってくる人たちもいます。 でも、こんなご時世です。 なるべく早く独り立ちしてほしい。 付き添って教え…