闘え!介護職

介護施設での実体験、学んできた知識等を書いていきます。主に施設の介護職員向きです。現場での悩みや葛藤に対し色々な考え方や方法を提案するという形で闘っていきます。

介護論

役職への指導・育成を怠っていないか?

年度が変わる、もしくは退職などがあり年度途中の人事異動などで、 イチ介護職だった人が役職や相談職などに昇進・異動する場合があると思います。 ほとんどの場合、職場での活躍が買われてのことだと思います。 (まれに「他に人がいないから仕方なく」とい…

新人・異動職員の育成にはどんどん介護業務をやってもらうことが近道

通常、新人が入職してくるのは4月が多いと思いますが、 介護(医療もかな?)関係の事業所には、年度途中で中途で入社してくる経験者や、 部署の異動で入ってくる人たちもいます。 でも、こんなご時世です。 なるべく早く独り立ちしてほしい。 付き添って教え…

仕事のストレスの原因のほとんどは利用者ではなく職員

介護業務に携わっていると、 様々なところでイライラしたり憂鬱になったりストレスを感じたりすることがあると思います。 そういった気持ちやストレスなどをコントロールできていれば良いですが、 これが蓄積されると 体調を崩したり、 利用者へ虐待をしてし…

介護現場で役立つスライドシートとスライディンググローブ

介護現場では、 体格のいい人や拘縮の強い人、全身脱力している人などもいて、 更にそういった人たちを全介助で移乗したりベッド上で身体の位置を直したりする必要が多くあります。 当然ながら職員の負担もあり、中には腰を痛めてしまうことも少なくありませ…

介護現場における転倒等の事故及びヒヤリハットの対応ポイント

介護現場において、 事故・ヒヤリハット は、避けて通れない道であるといっても過言ではありません。 その場に出くわした時、利用者対応をして報告書を書いてカンファレンスをして… そして時には上司のダメ出しと共にやり直しの指示がくることも。 正直時間…

介護職は情報戦。いかにデータを集めて分析するか

「介護の仕事って肉体労働だと思いますか?」 こういう質問をすると、おそらくほとんどの人が、 「YES!YES!YES!」 って答えるかなと思います。 でも私はあえて、 「介護の仕事は頭を使う仕事(情報戦)である」 と主張したいです。 情報を集めて整理して分…

介護施設で訴訟となる理由をドーナツ窒息事件から考える

先日、施設での窒息事故についての裁判の結果の報道がありました。 興味深く推移を見守っていた介護・医療関係者も多いと思います。 民事裁判じゃないのでちょっと話はズレるかもですが、これをきっかけに 施設が訴えられることについて なぜ施設を訴えるほ…

今している介助が利用者の状態・状況に合っているか疑問を持ち続けるべし

介護現場において、 「決まりごと」 は数多くあると思います。 介助方法、声かけ、その他諸々… 介助方法に限らず決まりを明確にしていないと、皆が好き勝手にバラバラなことをやり出す可能性があり、利用者にも職場環境的にも良くありません。 じゃあ、そも…

介護施設の職員に必要な「説明力」

「介護が指示を聞かない」 「看護は何も利用者をわからず利用者を受診につなげない」 「相談員・ケアマネは現場を知らないで口ばっかり出す」 「上司(管理者)は現場がこんなに大変なのに何もわかってない。何も買ってくれないし人もいれてくれない」 こんな…

施設の利用者が亡くなった時、それを他の利用者に伝える?伝えない?

特養などの施設では、看取りを行っている事業所があります。 看取りを行なっていなくても、病気や老衰などで残念ながら施設で亡くなる人もいます。 施設で利用者が亡くなった場合、周りの利用者への対応はどうするか。 そんなことを考えました。 施設で利用…

介護現場におけるリーダー・役職に求める能力と役割

皆さんの施設のリーダー・役職ってどんな人でしょうか。 自分で何でもやっちゃうタイプでしょうか。 それとも部下に丸投げするタイプでしょうか。 はたまた的確な指示を出しチームをうまくまとめる旗振りでしょうか。 色々なタイプのリーダーがいると思うし…

簡単に他部署に介護業務を手伝ってもらって大丈夫?

介護現場は人がいないとよく言われます。 (というか、なんらかの介助が必要な利用者が多いともいえますが) 特に人手が欲しい場面は、 入浴介助 食事介助 排泄介助 レク あたりでしょうか。 ここに更に、突然の欠勤や利用者の受診などで更に人手が減ることも…

利用者の観察・評価をするポイントは「具体的」に示せ

新しい利用者が来た、 対応を変えた、 具合が悪い利用者がいる… こういう時よく、 「様子を見てください」 とか、 「観察してください」 などと言われます。 でも、その記録が薄かったり観察が甘かったりで、全然ケアに繋げられないケースがあります。 それ…

利用者の外見や病気を話のネタにするな

利用者は、様々な病気や事情を抱えており、それが介護サービスの利用につながっています。 中には、そういった病気や障がい及び加齢などで外見が特徴的になる人もいます。 そういった人たちとのコミュニケーション方法について物申したいことがあります。 見…

(一部の)介護業界の利用者への言葉使いの乱れについて考える

私は特養経験が長いのですが、職員による利用者への言葉使いが雑な人を多く見かけます。 誰もそれに疑問を感じている様子はなく、何でだろうと思いました。 なので、言葉使いについて書いてみようと思います。 なぜ介護業界の言葉使いの乱れが目立つのか? …

看取りケアは生活の一部分にすぎない

介護の仕事、特に特養などの施設サービスでは、 利用者の死に関わることが多いと思います。 だんだん食事がとれなくなり、体力が落ち、臥床の時間が多くなり、反応も乏しくなり… 一説には、身体が死への準備をしている とも言われているそうです。 いわゆる…

胃ろうの利用者が再び食事をとれるようになった事例

介護施設、特に特養のような介護度が高い利用者が多い事業所の場合、食事をとることができずに鼻腔や胃ろうから栄養を流している利用者もいると思います。 そういった利用者を再度食事がとれるまでに至り、事故もトラブルもないまま進んだといった事例を紹介…

介護施設における利用者の受診は誰が行くべきか?

施設で生活する利用者は、定期もしくは突発的に受診がある場合があります。 それも利用者によって、診てもらう内容によって、 受診先も異なります。 誰が行く?介護?看護?相談員? でも忙しい人出せないよ! こんな悲鳴にも似た声を聞いたこともある人いる…

パンクが介護の仕事に与えた影響

私はパンクに出会って20年ほど。 ファッションから考え方まで大きな影響を受け、現在に至ります。 介護の仕事についている現在、その考えをベースに社会人としての立ち回りを絡め、仕事に活かすことができています。 一見、介護の仕事とパンクは相反するもの…

介護の仕事内容を「汚いから」と避けない方がいい

介護の仕事は多岐に渡ります。 その中には、皮脂や排泄物や食べこぼし、時には痰や吐物の処理にあたることもあります。 あと意外にあるのが、食事やトロミ入りの飲み物がくっついてそのまま乾いてカピカピになった車椅子やテーブル。 (あれ取りにくいんです…

利用者の入浴時間はきちんと話しあってルール化を

介護施設では、毎日多くの利用者の入浴があります。 時間に追われながら、事故を防ぐよう目配り気配りし、更に利用者に一定の満足感を得てもらう… (「そんなんできねーよっ!」て言いたくもなることありません?) なかなか大変だし、介護業務の中で上位に入…

介護現場での「臨機応変」の言葉がはらむ危険性

介護現場で、 「そこは臨機応変に動いてね」 「言われたことだけじゃなくて、臨機応変に動かなきゃ」 というようなことを言われたりしたことはないでしょうか? この「臨機応変」て言葉、使い勝手が良くて多用されることがありますが、 私は危険性があると考…

根拠のないルールが蔓延ると介護の質が落ちる

介護施設(施設だけに限りませんが)では、 事業所や部署、ユニットやフロアで独自のルールがあると思います。 この多々あるルール、中には 「何でこういう決まりなの?」 というものも多く、理由もわからないままやらされていることもあると思います。 理由の…

仕事に必要な道具はすぐ出せる所にないと介護サービスの質の低下を招く

介護現場で働いていると、様々な道具が必要になります。 これらは、普段どこに置いてあるでしょう。 そんな、「道具」についての話です。 介護業務に必要な様々な道具とは? 道具を取りに行く手間とリスク 道具を取りに行く手間を省いた結果、忘れられる利用…

休憩や休日を削ってまで働く必要はない

職員の中にまれに 休憩時間を削って利用者の対応をしている 休日に利用者の頼まれ物(買い物など)をしている 休日に出てきて利用者対応をしている(緊急時を除く) 職場に物品が足りなく、自分で用意して寄付という形で職場に提供している こういう人、いません…

利用者は「かわいそうな人」なのか?

仕事中で同僚、先輩、後輩と話をする中で、 「だって●●さんかわいそうだから!」 「かわいそうだから●●しなきゃ!」 という話を何度か聞きました。 この話を聞くたびに引っかかっています。 本当に「かわいそう」なのかと。 利用者は「かわいそうな人」なの…

介護、やってみない?

世界中を混乱に陥れている新型ウイルス。 おかげで我々の生活もガラッと変わってしまいました。 相次ぐ自粛ムード。 デマや噂の拡散。 物の買い占め。 仕事への影響。 子育てへの影響など。 特に不要不急の外出を避けるというムードのため、 業種によっては…

介護福祉士の資格は意味がないのか!?

先日、 介護福祉士の試験の結果が発表となりました。 受験された方の中には、 ドキドキしながら結果を待っていた方もいたことでしょう。 インターネットでも、リアルでも、 その話で盛り上がっています。 そして合格された方、 おめでとうございます!! 同…

介護における「仕事の意識」とは

仕事の同僚との会話やネットでの会話の中でしばしば、 仕事への意識 が話題になることがあります。 ①「利用者の笑顔のためにしている。そのためにはサービス残業もする!給料は二の次。文句なんてもってのほか。介護をさせて頂いている」 みたいなものから、…

物を渡したがる利用者の話

私は特養が長いですが、 デイサービス、ショートステイ、そしてケアマネの経験もあります。 そこで、職員によく物を渡そうとする利用者がいました。 ほとんどが食べ物。時々衣類など。 当時、他の利用者に渡してないからまあいいかという認識でした。 その気…