闘え!介護職

介護施設での実体験、学んできた知識等を書いていきます。主に施設の介護職員向きです。現場での悩みや葛藤に対し色々な考え方や方法を提案するという形で闘っていきます。

介護論

相性が悪い利用者へどう対応していくか

利用者は様々な人がいます。(職員やネットでもそうだけど) なので中には、 どうしても相性が合わない… なんて人もいるかと思います。 こういうケースの場合、 職員からすれば介助に入るのが億劫だったり、 利用者からすれば、「合わない職員が来た」と、スト…

介護施設での餅提供の是非を考える

明けましておめでとうございます。 今年も宜しくお願いします。 さて、この時期になると必ずといっていいほど話題にのぼる、 介護施設での餅提供 ですが、 餅提供については賛否あると思います。 これについて私の意見を書きます。 詰まるなどの可能性に対し…

介護職の休日形態は不公平なのか?

介護職(施設勤務等)はその性質上、 土日休みや盆正月が仕事だったりすることがあります。 もっとも、カレンダー通りに職員が皆休んだら利用者がどうなるかは予想できるでしょう。 そういう休日形態な仕事なんだと思います。 ところがこの形態に対し、 介護職…

利用者って可愛いの?

これまで介護現場に関わってきた中で、 利用者に対し 「カワイイ〜!」 て言う人を多く見ました。 また、冬の時期だとクリスマス行事、 夏になれば七夕行事などのイベントものがある時、 利用者に手作りのかぶりものをかぶせ、写真を撮って、 「わぁ、カワイ…

綺麗事だけでなく具体案を

介護系の発信者・講師の一部に、 介護職は 感動、感謝、喜び、やりがいを感じる素晴らしい仕事だ! と言う人がいたり、 利用者、特に認知症対応について、 心を通わせることが大事 想いがあれば相手に伝わる 利用者への愛があればわかってもらえる なんてい…

海外モデルを真似れば上手くいくのか?

「海外は●●しているのに日本はできてない」 「今は海外は●●な動きになっているから●●すべき」 など、 やたらと海外の文化、やり方を推し、 自国のやり方を否定や見下したような意見がネットでもリアルでも聞かれます。 海外を意識するのは結構なんですが、 …

介護を盛り上げようという活動について

介護・福祉関係のイベントが至るところで行われてます。 様々なイベントがあって、子供だけでなく遊べたり、 関係者でなくても「なるほど」と思わせてくれるものもあります。 あと、サンプルいっぱいくれたり(笑) 老いは必ず通る道だし、障がいも他人事では…

オムツは悪なのか?

介護現場(特に施設)で、 オムツゼロを掲げる事業所は多いです。 オムツに排泄することで、 プライドを傷つける 「俺(私)もここまでになったか…」という落ち込み 排泄したオムツをしばらく当ててることによる皮膚トラブル などの弊害が出てきます。 これだけ…

「経営状態が悪い」を他人事と思わないで

施設に限らず、事業所を運営していくには、 運営できるだけの収入(利益) を確保していかなければなりません。 これは、経営者や幹部及び特定の部署だけの問題でなく、そこで働く全ての職員が意識しなければなりません。 毎月、月の収支(実績)をまとめて、 「…

看取り対応になってから慌てないで

介護施設、特に特養は、 看取りケア を行なっていることが多いと思います。 徐々に食事や水分がとれなくなり、体力が落ち、近いうちに最期がおとずれる… それに対しできる限り身体・精神的な苦痛を緩和し、最後まで尊厳のある生活を支援していく。 そこには…

看取り期の食事中止の判断のタイミング

看取り期が近くなる・看取り期に入ると、食事量が落ちてきます。 ターミナルケア移行の大まかな基準として、 食事がとれなくなったら という事業所もあります。 やがて食事も全く受け付けなくなるでしょう。 どこかで「食事中止」の判断に踏み切らなければな…

わずかな手間は惜しまない方がいい

介護現場は人手不足で、時間に追われていることが多いです。 できることなら業務の効率化をはかり、少しでも円滑に業務を進めたいところです。 ですが、効率化を図るあまり、本来やった方がいいことを省いたり、多少強引に業務を進めるのはどうかと思います…

介護現場でのストレスに対する考え方

介護現場では、その特有のストレスがあります。 利用者が声かけに応じてくれない 忙しい時間のコールやセンサーのラッシュ 尿や便が漏れての全身着替え 訴えが細かい利用者 なかなか口を開けずに食事介助に時間がかかる利用者 上記5点の対応で時間が押したが…

居室のドア、常時開ける?閉める?

施設やショートステイなどで、各利用者それぞれに居室がありますよね。 自分の家・部屋であり、プライベートスペース …なのですが、 利用者の在室の有無に関わらず、 常にドアを全開にしている場面を多く見てきました。 これ、どう思いますか? 私は個人的に…

手袋をして介助に入ることは失礼なのか?

そろそろインフルエンザなどの感染症の時期ですね。 一人が罹患するとあっと言う間に広がるのでそれは阻止せんと毎年この時期は構えてしまいます。 先日、現地で知り合った同業者のスケーターと一緒に滑っている時、上記の話になりました。 その中で、 「ウ…

利用者体験は意味があるのか?

あるテレビ番組で、 実際に身体拘束を受けてみる という内容のものがありました。 こういうケースを見るたびに思います。 何の意味があるのか?と。 テレビでは、 身体拘束を体験→「酷い、悲しい」という感想… という流れでした。 「こんなに酷いことはしな…

家族対応の難しさと対応一例

介護・医療関係の仕事で、 避けて通れない家族対応。 自身の経験も踏まえた私の考えを書きます。 正直なところ家族対応について、 中にはめんどくさいと思う人も一定数います。 それは、 気難しい家族やクレーム気質などの家族がいたり、 そもそも 「対応方…

介護職はオールラウンダー!

時々見聞きする、 介護の専門性とは? という話題。 皆さんは、介護の専門性というと、何を思い浮かべますか? これは人によって様々なものをイメージすると思います。 ただ、介護福祉士は国家資格なのに業務独占ではないし、中々に不憫な扱いを受けてると感…

趣味や活動をしてもらう前に考えること

施設での利用者の生活について、 「好きなことを続けてもらおう」 「趣味を調べてそれをやってもらおう」 「昔していたこと(家事など)をしてもらおう」 という声を多く見聞きします。 その言葉自体は良いことだと思います。 役割があることでの自信がついた…

好きで身体拘束をしたいわけじゃない

身体拘束について先日テレビで放送されてましたね。 これについては様々な意見が出ているようです。 身体拘束については、原則禁止ですが、 緊急かつやむを得ない場合に限り、 「切迫性(利用者本人または他の利用者等の生命または身体が危険にさらされる可…

フロアで過ごすことが良いとも限らない

利用者の中で、 部屋で一人で過ごすことが多い人 いるかと思います。 レクや行事などには参加しない 食事や入浴以外は部屋で過ごす へたすると食事も部屋で食べる 等々… そんな利用者に対して、 一人でいると無気力になる 起きて過ごさないと体力が落ちる リ…

家族の最期を利用者に告げるか否か

介護施設に入所している人は、 認知症をもっていたり、 寝たきりであったり など、 意思疎通の難しい人が一定数いるのではないでしょうか。 もし、そういった利用者の家族や近しい人が 最期を迎えそうな場合、 利用者本人へどう接しますか? 告げる?告げな…

雑談の中に本音が見える

ケアマネ時代の事例をもとにお話します。 とある人が看取り対応へ移行するということで、 看取りプランを作成しました。 その際、 家族に意見や想いを訪ねても、 「特に何もありません。お任せします」 と言われることがほとんどでした。 これは通常のケアプ…

廊下(フロア)は走らない

フロアでの勤務や夜勤中に、 急に利用者が立ち上がった(歩いていた) センサーが鳴って利用者が起き上がろうとしていた というケースがあると思います。 この時、職員によっては、 「●●さーん!!」 「座ってー!」 と大声で叫んだり、その利用者のもとへ全力…

苦手なことほど積極的に教わり関わろう

職場において、 特定の人の排泄、入浴、その他個別対応を さりげなく避ける人、いませんか? そういう人に話を聞いてみると 「苦手で…」 「あんまりやったことなくて…」 というような答えが返ってくることが多かったです。 そういったケースに対しての私の見…

施設入所における「生活の制限」について

介護施設に入所するということは、 それまで送ってきた生活からガラリと違う生活になります。 その場合、多くは 今まで自由にしていたことができなくなる 自分のペースで過ごしにくくなる 施設の日課に合わせざるをえなくなる など、いわゆる 「管理された生…

失敗は素直に認めよう

先日、珍しく感情的になり、よく確認もせず文章を書いたら失言につながっていたということがありました。 個人攻撃をしたわけではないし、 全体から見れば取るに足りないことかもしれませんが、失敗は失敗です。 勿論謝罪しました。 自分への戒めも込め、 ミ…

否定する前に筋を通せ

仕事をしていると、 色々な取り組みをすると思います。 その中には、 自分の思うやり方と違っていたり、 納得のいかない内容のものも出てくると思います。 そういったものに対し、 「これは利用者には適さない」 「このやり方はおかしい」 などと言い、 適当…

想いは溜めずに発信しよう

SNSやブログなどをしている方が多くいます。 それは、 日記のようなものだったり、 体験したことの共有だったり、 情報収集だったり、 コミュケーションだったり。 様々な目的で使っていると思います。 (中には悪口雑言も見受けられますが…) 今日はそんな各…

都合よく「利用者の気持ち」を使い分けるな

介護現場で、 「利用者の気持ちに寄り添った対応を」 「利用者の心境を考えて」 といった言葉を耳にすることがあると思います。 それは対人援助職として当たり前のことだし、 相手の気持ちを考えて行動する必要があると思います。 ところが、この 利用者の気…