闘え!介護職

介護施設での実体験、学んできた知識等を書いていきます。主に施設の介護職員向きです。現状に対し色々な方法を提案するという形で闘っていきます。

介助を「作業」にしてないか?

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介護業務を行っていると、

どうしても時間に追われてしまいます。

 

事業所の環境にもよりますが、

もしかしたら現在の配置基準では限界なのかもしれません。

 

 

だからといって、

 

「この時間にこの介助をどうしてもしなくちゃいけない」

 

なんてことはないと思います。

 

 

まあ中には、

 

「何でまだ終わってないの!?」

 

とワーワー言ってくる人もいますが。

 

 

 

でも考えてみてください。

 

「必ずそれが終わってなきゃダメなの?」

 

ていう場面、沢山あると思います。

 

 

 

例えば定時の排泄介助。

 

拒否や抵抗などがあったりして介助に入れないことってあると思います。

認知症の人なんかは特に。

 

 

なのに、

 

「でも終わらせなきゃいけない」

 

と、強引にトイレ誘導やオムツ交換に入る。

 

 

これが利用者のための対応ですか?

 

 

 

で、こういうことを言うと一定数、

 

「漏れたらどうするの?」

 

ていうような意見が来ます。

 

 

 

言わせてもらいます。

 

「何も無理してその時介助しなくても時間おいてトライすればいいでしょう。
漏れるからって?漏れたら搬送でもされるんですか?

無理矢理介助に入る方が事故の元です。
それに万が一漏れたって着替えればいいし、漏れる程の量ならオムツ類を検討すれば済む話です。」

 

と。

 

 

 

どうしても終わらせなきゃと無理矢理行う介助は、後になって何倍にもなって自分達に返ってきます。

 

落ち着かなくなり対応が大変になる

他の介助にも拒否的になる

本来できる動作ができなく・しなくなり、介助量の増加

意欲低下

 

などなど。

 

 

日中無理矢理トイレ誘導して、その場では漏れずに済んだものの、

それがもとで落ち着かなくなり、後に出勤してきた夜勤者が大変な目にあったなんていう事例もありました。

 

そりゃそうですよ。

 

拒否する理由も調べず、対応の工夫もせずに無理矢理やってたら。

 

案外、ちょっと時間をおいて再度声かけたらすんなり応じてくれるってこともあります。

 

 

排泄介助の順番を変えてもいいし、

他の業務と入れ替えてもいいでしょう。

 

最終的にやらなきゃいけない業務量は変わらないんだから。

 

 

そういうところの配慮をせず、

 

時間だから嫌がっても排泄介助

時間だから嫌がっても食事介助

(これは提供時間の兼ね合いもありますが)

時間だから嫌がっても入浴介助

 

時間だから、時間だから…

 

それは介護業務でなく、作業です。

 

利用者の意向を知ろうともしない。

 

 

少なくとも、一度ダメなら声かけ、介助の順番を変えるくらいはしてもいいんじゃないかと思います。

 

 

それでも、どうしても、何をやってもダメなら、

無理強いせず、その旨を記録し、カンファレンスに持ち込む。

 

多職種で協議することでそこからヒントがでてくることもあります。

 

 

 

仕事をしてると目の前の状況に意識がいきすぎがちになるし、

確かにやらなきゃいけないことが終わってなければ気持ちは焦ります。

 

でも、ちょっと落ち着いて考えてみましょうよ。

 

無理矢理にでもやらなきゃダメなのか?と。

 

 

 

ただ訪問系の職種は、その特性上、

時間をおいたりすることが難しいです。

 

もしかしたら、入所や通所より大変な場面もあると思います。

 

今回の話は、入所や通所の事業所の方がイメージしやすいかもしれません。

というか、ガッツリ施設介護をイメージして書きました。

 

私が入所、通所の事業所の経験しかないというのもありますが…