闘え!介護職

介護施設での実体験、学んできた知識等を書いていきます。主に施設の介護職員向きです。現場での悩みや葛藤に対し色々な考え方や方法を提案するという形で闘っていきます。

雑談の中に本音が見える

ケアマネ時代の事例をもとにお話します。 とある人が看取り対応へ移行するということで、 看取りプランを作成しました。 その際、 家族に意見や想いを訪ねても、 「特に何もありません。お任せします」 と言われることがほとんどでした。 これは通常のケアプ…

廊下(フロア)は走らない

フロアでの勤務や夜勤中に、 急に利用者が立ち上がった(歩いていた) センサーが鳴って利用者が起き上がろうとしていた というケースがあると思います。 この時、職員によっては、 「●●さーん!!」 「座ってー!」 と大声で叫んだり、その利用者のもとへ全力…

センサーの良し悪し

介護現場、特に施設において、 センサー を使っているところは多いと思います。 センサーマット(マットを踏むと反応するもの) ベッドセンサー(ベッドから起き上がったりすると反応するもの) 赤外線センサー(特定の空間に体が入ると反応するもの) など、タイ…

苦手なことほど積極的に教わり関わろう

職場において、 特定の人の排泄、入浴、その他個別対応を さりげなく避ける人、いませんか? そういう人に話を聞いてみると 「苦手で…」 「あんまりやったことなくて…」 というような答えが返ってくることが多かったです。 そういったケースに対しての私の見…

認知症を持つ利用者の暴力暴言等についての考察

認知症を持つ人の対応は、ほんとうに難しいものです。 中には突然暴力や暴言が出る人、 排泄物を口にする人、 食事を食べようとしない人など、 様々なケースがあります。 それが職員、在宅では主に家族の悩み、ストレスになることも多く、 それが自分の中で…

無意識に行なっている「意見の押し付け」

外部研修や最近ではSNSなどで、介護現場の様々な事例や悩みなどを話したり、投稿したりする場面を多くみかけます。 それに対する注意点をまとめました。 様々な事例、困りごとなどに対し、 自分や自分の事業所の経験、体験を 「参考程度に」 伝えるのは良い…

施設入所における「生活の制限」について

介護施設に入所するということは、 それまで送ってきた生活からガラリと違う生活になります。 その場合、多くは 今まで自由にしていたことができなくなる 自分のペースで過ごしにくくなる 施設の日課に合わせざるをえなくなる など、いわゆる 「管理された生…

注意喚起だけでは改善はしない

よく申し送りなどで、 「食事(水分)量が少ないから注意して下さい」 「掃除や物品の補充忘れがあるので注意して下さい」 「記録が薄いので改善してください」 等の話題がでるかと思います。 こういった話を聞くたびに思うのですが、 これだけで注意喚起がで…

介護とケアマネの兼任時の注意点

施設ケアマネの中には、 介護職と兼任している場合もあります。 今日はそういった場合の注意点についてです。 専任の場合は、 その利用者を完全に客観的にみることができる反面、 利用者の細かい状態や状況は介護や看護に比べ把握しづらいです。 これを記録…

失敗は素直に認めよう

先日、珍しく感情的になり、よく確認もせず文章を書いたら失言につながっていたということがありました。 個人攻撃をしたわけではないし、 全体から見れば取るに足りないことかもしれませんが、失敗は失敗です。 勿論謝罪しました。 自分への戒めも込め、 ミ…