闘え!介護職

介護施設での実体験、学んできた知識等を書いていきます。主に施設の介護職員向きです。現場での悩みや葛藤に対し色々な考え方や方法を提案するという形で闘っていきます。

利用者の観察・評価をするポイントは「具体的」に示せ

新しい利用者が来た、 対応を変えた、 具合が悪い利用者がいる… こういう時よく、 「様子を見てください」 とか、 「観察してください」 などと言われます。 でも、その記録が薄かったり観察が甘かったりで、全然ケアに繋げられないケースがあります。 それ…

認知症を持つ利用者の行動分析及びコミュニケーションの一例

認知症をもつ人へのコミュニケーションの取り方は本当に難しいと思います。 進行度合い、その人その人の生活歴、習慣、性格… これらが混ざり合い、様々な症状 いわゆる「周辺症状(BPSD)」が起こります。 このBPSDが、介護者が感じるストレスの中で、多くの割…

利用者の外見や病気を話のネタにするな

利用者は、様々な病気や事情を抱えており、それが介護サービスの利用につながっています。 中には、そういった病気や障がい及び加齢などで外見が特徴的になる人もいます。 そういった人たちとのコミュニケーション方法について物申したいことがあります。 見…

家族のような介護・家庭的な雰囲気の施設というキャッチフレーズがもたらす危険性

「家族のような関係性を」 「家庭的な雰囲気の施設」 こういったキャッチフレーズの事業所を見聞きしたことはないでしょうか。 一見柔らかい印象で、優しい雰囲気があるかもしれません。 しかしこういったフレーズは、よほどしっかりした理念と具体性のある…

(一部の)介護業界の利用者への言葉使いの乱れについて考える

私は特養経験が長いのですが、職員による利用者への言葉使いが雑な人を多く見かけます。 誰もそれに疑問を感じている様子はなく、何でだろうと思いました。 なので、言葉使いについて書いてみようと思います。 なぜ介護業界の言葉使いの乱れが目立つのか? …

看取りケアは生活の一部分にすぎない

介護の仕事、特に特養などの施設サービスでは、 利用者の死に関わることが多いと思います。 だんだん食事がとれなくなり、体力が落ち、臥床の時間が多くなり、反応も乏しくなり… 一説には、身体が死への準備をしている とも言われているそうです。 いわゆる…

心を落ち着かせる個人的おすすめCD8選

ここ最近、色々なことでイライラしたりストレスを感じたり。 特に仕事をしてると様々な場面でそれを感じる人もいるのではないでしょうか。 心がざわついて落ち着かないので、そんな時に聴く音楽を10枚ほど選びました。 自分のクールダウンも兼ねて紹介します…

胃ろうの利用者が再び食事をとれるようになった事例

介護施設、特に特養のような介護度が高い利用者が多い事業所の場合、食事をとることができずに鼻腔や胃ろうから栄養を流している利用者もいると思います。 そういった利用者を再度食事がとれるまでに至り、事故もトラブルもないまま進んだといった事例を紹介…

ストレス解消に聴く個人的おすすめ音源10選

仕事をしてると、嫌でもストレスが溜まってきます。 時にはそれで心身に支障をきたすことも。 大声で叫びたいこともあるけど、そんなことができるのはライブハウスくらいなもので(笑) なので、ストレス解消に聴く荒々しい音源を10枚ほど紹介します。 (あわよ…

介護施設における利用者の受診は誰が行くべきか?

施設で生活する利用者は、定期もしくは突発的に受診がある場合があります。 それも利用者によって、診てもらう内容によって、 受診先も異なります。 誰が行く?介護?看護?相談員? でも忙しい人出せないよ! こんな悲鳴にも似た声を聞いたこともある人いる…